●両親に感謝するのは「距離感」を大事にしてくれたこと

中川大志さん3
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子ども時代から、「自分がやりたいことは曲げないタイプ」だったそうです。だからこそ、大人になった今、ご両親の育て方には感謝する機会が増えてきたと語ります。

「幼少期から両親に怒られたり、『勉強しろ』などと口うるさく言われたりした記憶がまったくありません。もっとも、僕の家は二世帯住宅だったので、祖父母には細かいことを言われて育ったので、両親が意識してくれていたのかもしれないですが。そんな両親だからこそ、小さいときからずっと仲がよく、今でもプライベートから仕事のことまでなんでも話してしまいますね

また、とくにご両親に感謝しているのは、「ときには、きちんと距離をとってくれたこと」なんだとか。

「どんなに仲がいい家族だからといっても、少し距離や時間を置きたいときもありますよね。うちの両親は、仮に僕の元気がないときは察してくれ距離を取ってくれる人たちで、『どうしたの?』『悩みごと?』などと無理やり聞き出そうとすることはありませんでした。今思えば、僕が自分で言い出すまで、待っていてくれたのかな…。そうやって両親には常に僕の意志を尊重してもらっていたからこそ、今の自分があるのかなと思います」

●もし子育てをするなら、「思いっきり好きなことをやらせてあげたい」

中川大志さん4

自分自身が自由に育てられてきたからこそ、もし子育てをするとしたら「自分がしてもらってきたように、思いっきり好きなことをやらせてあげたい」と語る中川さん。

「まだ子育てをしたことがないのに、子育てについて語るのは本当に恐れ多いなとも思うのですが…。でも、もし自分に子どもができたときは、僕自身がしてもらってきたように、思いきり好きなことをやらせてあげられたらなぁと思います。

なんでもやってみないとわからないことってありますよね。たとえば、人に『これをしちゃダメだよ』と禁止されても、いざ自分が失敗するまで、ピンとこないことも多い。なんでもかんでも制限し過ぎず、自由にいろんな失敗を経験してもらって、結果的にはそれが学びにつながればいいなと思っています」

 

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8月19日(金) 全国公開
配給:東和ピクチャーズ
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