間取り(リノベーション前後)
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リノベーション後
できるだけ既存を生かすことを目指したため、間取りは大きく変えていません。2階は庭に面していた和室と洋室の2部屋の壁を撤去し、カーテンでゆるやかに仕切る寝室とプレイルームに。
クローゼットと納戸の壁もなくしてウォークインクローゼットに変更。浴室は在来工法で広い空間を実現しました。
既存を生かし、懐かしくて心地よい室内
玄関の右手に見える建具は、別の部屋のドアを転用したもの。浴室の引き戸として使っています。
1階の玄関を入って左側の部屋は壁をなくし、玄関とひと続きのフリースペースに。キャンプなどに出かけることが多いので、荷物の出し入れがスムーズです。
床にラワン合板を採用したプレイルーム。右手のクローゼットは、隣接していた納戸とつなげて廊下側からも使えるウォークインクローゼットに変更。
プレイルームとつながる寝室は中庭側に地窓があり、風通し抜群。
2室に仕切っていた壁をなくしたことで、のびやかな空間を実現。右手奥は、手づくりのスタディコーナー。開口部は二重サッシに変更し、天井や壁にはグレードの高い断熱材を入れて、住みやすさをアップしています。
1つ上の写真にある、プレイルームで使っているソファは、坂田さんが自身の結婚式の高砂用につくったもの(写真上)。
現在は、プレイルームの壁にプロジェクターで投影して映画鑑賞するときなどに活用しています。
既存のユニットバスを撤去し、新たに在来工法でつくった浴室。「WEDI(ウェディ)ボード」という施工しやすい防水パネルを使用しました。
壁は「ヘイムスペイント」というオーストラリアのメーカーのものを使用。「屋外にも使える塗料を使って、雰囲気のある感じに仕上げています」(坂田さん)。
浴室の壁や床には長江陶業の無釉のモザイクタイルを採用。釉薬が使用されていないため、自然でやわらかい雰囲気に。
「既存の木部塗装に合わせて、羽目板をグレーに塗装しました」というトイレもいい雰囲気。