●各部屋にタブレットを1台常備

タブレット
家じゅうにあったタブレットを集めてみたらこんなに!「小説やエッセイはもっぱらキンドルで。文字も大きくできるし、本がたまらないから助かります」
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溝井さんのお宅にうかがって、まず驚くのがタブレットの数。各部屋に1台ずつあります。
そのほかにも、読書用のキンドル(アマゾン)や、3年前からはアレクサ(スマートスピーカー)も使っています。そしていつも座る席のそばには、コンピューター関連の本がどっさり。

アレクサと本
リビングの一角にまとめられているコンピュータ関連の本。その上に置かれているのはアレクサと、いざというときの非常持ち出し袋です。「持ち出し袋の中身はむしろ原始的なものばかり。乾電池とかラジオとかね。タブレットも充電切れたら使えませんから」

「最近はコロナでなかなかお友達とも会えないけれど、ZOOMができるから便利です。やっと少し落ち着いてきたから、先日はうちで女子会をやったのよ」

公民館やネットで知り合った、市内近郊に住む若い女性たちとの交流も楽しみの一つ。みんなで料理を持ち寄って、溝井さんのお宅で女子会を開くのだといいます。

「みなさんそれぞれ仕事を持った、自立した女性たち。美容師さんだったり、マッサージ師だったり、いろんな立場・職業の人と話をするのは刺激的でいいですよ。なにより情報がアップデートされますから。彼女たちとの間に年齢の差なんてまったく感じません。それもこれも、いつもネットにつながって社会を眺めているからでしょうね」

花を手入れする女性
毎日欠かさないのが庭のお手入れ。春から秋は雑草との闘いです。「これも結構、いい運動になるんですよ。リビングに座っていても、緑や花が見えるだけでいやされます」

溝井さん宅の広い庭には、丹精込めてお世話している植物が次々に花をつけます。小さな池にはアマゾンで買ったメダカが泳いでいます。

「根っからの新しもの好きなんでしょうね。迷ってるヒマがあったらやってみたらいいの。合わないと思ったらやめればいいんだし、やってみなきゃ判断もつかないでしょう。メールができるだけでも違いますよ。家から出なくても世の中のことがわかる、誰かとつながって意見の交換ができる。それだけで、社会の一員でいられるんです」

 

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