おうち時間が増え、テレワークや自宅学習をする人も増えています。家に、もし押し入れがあればチャンス!「押し入れをワークスペースにしています」というのは、3人の子どもとともに狭小団地で暮らすシングルマザー・宮本玲花さん。詳しく教えていただきました。

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机を置くスペースもない狭小団地。押し入れを快適ワークスペースに変える

わが家は54平米の狭小団地で、私の仕事用デスクや子どもたちの勉強机を置くスペースはありません。
以前はダイニングテーブルで仕事をしていたけれど、仕事の途中で食事をつくらなくてはいけないときもあり、その都度片づけるのがストレスでした。
そこで、リビングの押し入れをワークスペースに変えてみたところ快適だったので、紹介したいと思います。

 

●壁紙は貼らない。いつでも柔軟に変えられるように

壁紙などは貼らず
壁紙などは貼らず、押し入れの素材のまま使っています

押し入れをデスクとして使い始めるとき、凝ったDIYはしませんでした。その理由は2つあります。

1つ目は、押し入れを柔軟に活用するため。
今のわが家はものが比較的少ないほうだと思うけれど、子どもたちが大きくなってものが増えたとき、また収納として使いたくなるかもしれません。
デスクとしてつくり込んでしまうと、柔軟に変更できないのは不便だと考え、最小限のシンプルな工夫にとどめました。

2つ目の理由は、身軽な暮らしのため。
わが家は賃貸なので、いつか引っ越したいと思ったときに原状回復に苦労せず、身軽に動ける暮らしを保ちたいと考えました。
築年数が古いわりには、押し入れの中のベニア板に目立った汚れがなかったのも、ラッキーでしたね。