3.部屋をつくれなくなる吹き抜けは不採用

間取りを考えるうえで意識した3つ目は「広い部屋」。吹き抜けを採用すると空間を広くできる一方で、上の階に部屋をつくれなくなります。わが家は、広い空間よりも、広い部屋の方が快適な生活を送れると判断したので、吹き抜けを採用しませんでした。

子ども部屋
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仮に、今の間取りで、リビングまたはダイニングに吹き抜けを採用した場合、上の階にある子ども部屋(写真上)、ウォークインクローゼット、主寝室、書斎、トイレのいずれかを狭くする、またはなくさなければなりません。

吹き抜けのない今の間取りで快適に感じています。ですから、吹き抜けを採用せず、部屋数を確保できたことは正解だったと感じています。

 

4.デッドスペースの廊下は最小限に

廊下

廊下は、居室としての機能は果たせませんから、考えようによってはデッドスペース。そこで、わが家には廊下がほとんどなく、廊下分を部屋にまわすことで、部屋をできるだけ広くしています。

廊下といえるのは、玄関入ってすぐの約1畳、2階の約1.5畳のみ。階段が家の中心にあるので。2階に上がると、各部屋の扉がすぐに見えるような間取りです。

家事動線、収納、広い部屋を意識したので、家事が面倒、収納不足、部屋が狭いと感じることはなく、非常に快適な生活を送れています。家事動線、収納は、家づくりにおいてとくに重要なポイントだと思いますので、参考にしていただければ幸いです。

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