最近、注文住宅を建てた日刊Sumaiライターが、こだわってよかったという間取りの工夫を紹介。家事や日々の手間を減らすのに、とても役立っています。とくにキッチンの冷蔵庫の位置や玄関の収納、ホールの使い方は必見。間取りに悩む人は、ぜひ参考に。
すべての画像を見る(全14枚)冷蔵庫はキッチンの外に出し、リビングから見えない設計に
筆者は、私と夫と2歳の娘の3人家族。昨年、住宅街に吹き抜けのある一戸建てを建てました。間取りについては、設計の担当者と暮らしやすい家になるよう、打ち合わせを重ねました。
住んで半年ほどたち、とくに間取りにこだわってよかったと感じているのはキッチンです。生活感が出ないように、間取りを決める段階で、冷蔵庫がリビングから見えない設計を採用しました。
●冷蔵庫が離れていれば、調理中でも家族の冷蔵庫使用が気にならない
冷蔵庫はキッチンの作業スペースから少し離れた場所にあります。デメリットといえば、調理時に冷蔵庫から食材を持ってくる際、若干時間がかかること。ですが、慣れればさほど気になりません。
一方で、冷蔵庫が離れているからこそ、筆者が調理中でも、夫は冷蔵庫から飲み物をスムーズに出し入れできるというメリットもあります。包丁を握る筆者も、相手の動きを気にしなくていいので、ストレスになりません。
●買い物の整理は、冷蔵庫の隣にパントリーがあるとラク!
冷蔵庫の隣にはパントリーがあります。大量に食料を買い込んでも片づけられるのがラクです。また、冷蔵庫とパントリーが隣同士にあるおかげで、買ってきたものを振り分けるのにも便利。余計に歩かずにすみます。
●リビングを通らない「玄関→洗面→冷蔵庫」の動線は大正解!
さらには、玄関から冷蔵庫へ行く動線にもこだわりました。玄関の先には、2つの扉があり、左はリビング、右は洗面所に行ける動線に。
先の写真の右のドアから進んで、洗面所を通り抜けると、冷蔵庫まで行けるのもポイント。
買い物した商品を持ってLDKを通る動線だと、ダイニングテーブルやカウンターの上に、つい置きがち。くつろぎたい場所なのに、散らかって見えたり、生活感が出たりするはめに。しかし、LDKを通らない動線があると、そうした問題も防げます。