だしソムリエ1級や食育アドバイザーなどの食にまつわる資格をもち、ダイエットや料理の情報発信もする、お笑いコンビ・はんにゃの川島章良さんと、ブロガーとしても人気な妻の菜月さん。6歳の長女と2歳の長男の4人家族で、現在は家事や育児もシェアできるようになった川島家ですが、ここまでの道のりは紆余曲折あり…。今回は、長女が乳児時代に起きたある事件についてつづります。
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はんにゃ川島妻・川島菜月さんが世のパパに訴えたい、NGワード
第一子である娘との生活は、それはそれは閉鎖的でした。
当時は完全ワンオペ状態での育児だったのですが、1人目で神経質になっていた部分もあり2歳まで人に預けたことがなく、託児所も泣いたら先生たちに迷惑がかかる、申し訳ない、子どもも可哀想、という感じで…。
「私はこの子のお母さんだから1人でがんばらないと!」と24時間ずっと一緒にいました 。
しかし、成長するにつれて、美容院などに一緒に行くと倍時間がかかるようになります。また、1人の時間もほしくなり、2歳になったとき、初めて夫に娘を預けることになりました。預けるというのもおかしな表現ですが、当時はまさに「預ける」という状況でした。
●産後初めての1人時間。3時間で味わった自由がすごすぎた
私が1人になったのは、美容院に行く往復約3時間の間です。
そのときの感情は今でも忘れません。
「1人でバスや電車に乗れる。なんだよ、めちゃくちゃラクじゃん!」
「エレベーター探さなくていい!」
「少し急げば乗りたい時間の電車にも間に合う!」
美容院についたあとも…
「バタバタしない!」
「美容師さんと自由に会話できる!」
「とにかくゆっくりできる!」
「泣かれることもないから中断しないし、周りに気遣ってビクビクしないでいい!」
と、まぁかなりのリフレッシュをして帰りました。
●小さい子どものワンオペ育児は想像以上に大変
この経験は、多くのお母さんたちが、きっと経験したことがあると思います。
バスや電車に乗ろうとしたけど人がいっぱいで見送ったり、エレベーターを探していたらいつもは30分で着くところが1時間かかってしまったり、乗り物に乗った瞬間にぐずり出し周りの人に白い目で見られたり、ベビーカーでの乗車を邪魔者扱いされたり…。
乳児・幼児とのお出かけは、もうとにかく本当に「すみません」の嵐なんです。
大人1人だと、それがない! 正直なところ、「寂しい」より「楽しい」が大きい1人お出かけデビューでした。