●場所を選ばず、「ながら使い」にもピッタリ

ここからは、部位別に「エクササイズ棒」を使ってみた感想をお伝えしていきます。

<首~肩>

首から肩の運動
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体の中でも、コリを強く感じやすい首や肩は、「エクササイズ棒」を片手で持ち、あまり力を入れず滑らせるようにして使用します。

首から肩にかけてのカーブにもフィットするので、細かな部位も気持ちよくほぐすことができちゃいます。

<腕>

腕

二の腕は、前面・背面・内側と全方位からコロコロ。脇の下や、ひじから先にも使用することが可能です。

二の腕の内側や脇の下は、ストレッチで十分に伸ばすことが難しかったりするうえに、フォームローラーでは体重がかかりすぎて痛みが出やすかったりもする部位なので、このコロコロの適度な刺激がとても気持ちいい。

<背中>

背中

肩こりの原因となる肩甲骨周辺の筋肉をほぐすには、「エクササイズ棒」を縦にして、ハンドルを両手で持つ使い方がオススメ。左右の肩甲骨の上を、転がすように動かします。

続けて、背中~腰にかけては、「エクササイズ棒」を横にして、上下に動かすとgood。腰の両サイドに移動させたり、背骨のまわりをコロコロしたり、使い方は自在です。

<おなか>

おなかの使い方

おなかのまわりには肋骨や、内側には内臓があるので、もし「エクササイズ棒」を使用するのなら、骨の上を避けて、軽くさするくらいでいいかもしれません。

<お尻>

お尻

座って過ごす時間が長い方は、お尻の筋肉が圧迫されがち。それとここは、脂肪が厚い部位でもあるので、適度に力を入れてマッサージをしてあげましょう。

やや前傾した姿勢を取ると、お尻と太ももの境目や横の部分など、広い範囲をほぐしやすくなります。

<脚>

最後は、脚。

足1

太ももの前・うしろやすね、ふくらはぎには、「エクササイズ棒」を横にして使用します。

足2

デスクワークや、立ち仕事などのあと。むくみが気になる部位に、角度や力加減を調整しながら使うと、ダル重さが軽減してスッキリ。

詳しい使用方法や使用上の注意は、パッケージ裏面をお読みください。

●気軽に使えてとっても便利

「エクササイズ棒」は、コンパクトで場所を選ばず、また、ストレッチポールやフォームローラーを使うときのように寝転んだりする必要もなく使えるのがいいですね。

重さの記載がなかったので、独自に計測してみたところ約280gと軽量で、全身をコロコロとほぐしたあとに手が疲れることもありませんでした。

筋肉のこり固まりがほぐれると、血行が改善されて、冷えや疲労の回復にも期待できますから、“ながら”で気軽にコロコロとマッサージをしたり、ちょっとしたすき間時間に使ったりして、体のケアをするのにもオススメ。

色は、ブルーとピンクの2色展開です。気になった方は、店舗でチェックしてみてはいかがでしょうか。