オリーブ:やさしい色は、白い建物との相性が抜群

オリーブ
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最後はオリーブを紹介します。オリーブは色が優しいので、白系の建物と相性が抜群です。

こちらはアットホームな雰囲気の写真スタジオ。住宅ではありませんが、オリーブをシンボルツリーにセレクトしました。

 

小さなオリーブの木

このときも庭木屋さんへ木を選びに行きましたが、予算がなく小さな木を持ち帰り、植えました。

 

成長したオリーブの木

そして9年でここまで成長しました。

 

倒れたオリーブの木

ところが2018年夏の台風21号で、倒れてしまったのです。

 

再度植え直したオリーブの木

再び根づくのは難しいといわれたそうですが、折れた先を伐採し、再度植え直すとまた葉がでてきました。

 

引っ越したオリーブの木

この写真スタジオは2022年の1月に新築、移転したのですが、このオリーブも一緒に引越しました。

左から、アオダモ、ソヨゴ、オリーブという新たな庭木のなかでもいちばん前に植えました。

 

苦楽をともにしたオリーブの木

やはり苦楽をともにしたオリーブが、シンボルツリーにふさわしいと思ったのです。

 

シンボルツリーは家の象徴。大好きな木と豊かな暮らしを!

常緑のヤマボウシ、イロハモミジ、ヤマボウシ、ジューンベリー、オリーブと5種のシンボルツリーを紹介しました。2つ目の事例で紹介したドイツトウヒも、環境を整えればとても味わい深いシンボルツリーになります。

家づくりの際には、ぜひ庭木屋さんに足を運んでみてはいかがでしょうか。そして、思い入れとともに、環境とその木の特徴も考えて、家と緑のいい関係を実現してください。

家族として愛情をそそげる、唯一無二のシンボルツリーと出会えることは、とても幸せなことだと思います。

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