●2025年から大学入学共通テストに加わる

すでに報じられているとおり、2025年から大学入学共通テストの教科に、プログラミングや情報リテラシーなどの知識を問う「情報」が加わります。現在小中学生の子どもはみんな受けることになるわけですが、マイクラで力を身につけておけばこの変化に慌てる必要もありません。

「遅ればせながらですが、ようやく社会での実践力を問うように日本の受験も変わっていくわけですね。つまりマイクラは、受験にも、その先の仕事にも対応しているということ。これからのデジタル社会を生き抜く力を身につけられるわけです」

 

●将来の強みになる“夢中力”も育む

勉強する子ども
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受験にも仕事にも対応できる力が身につくとは親にとってうれしい限りですが、マイクラのすごいところは、子ども自身がそんなこととは無関係に夢中になってしまう面白さがあること。鈴木先生によると、ここもマイクラの見逃せないポイントだそう。

「教育的観点からすると、“夢中力”を育むというのはとても大事なキーワード。夢中になって寝食を忘れてものごとに取り組む経験というのは、将来の強みになります。対象が変わっても、夢中になることで成し遂げられることはいろいろありますからね」

マイクラが人を夢中にさせる要素はいくつも考えられますが、鈴木先生は「世界を創れる面白さ」が大きいのではないかと分析します。

「遊びでも仕事でも新しいものをつくること以上に面白いことはないので、新しい世界を創るというのはやっぱり面白いんですよ。それも、自分が思い描いたとおりに世界を構築していけるわけで、ある意味神様ですよね。現実世界では神様以外は創造主になれませんから」

サイバー空間とはいえ、相当なリアリティをもって自分が創った世界がそこに存在しているというのは、確かにマイクラ以外ではなかなか経験できないことです。

「自分が思い描いた世界をCGに起こすとなると、ものすごい技術がいるし労力も大変。でも、マイクラはものすごい簡易な手法なので幼児でもできてしまう。その環境を提供できているというのが、やっぱりすごいですよね」

 

●子どもとは思わない作品レベルに驚愕!

鈴木寛先生
鈴木寛先生

今年で4年目になる「Minecraftカップ」は満18歳(高校生)以下を対象とした作品コンテストで、小学校低学年以下の応募も多数あるそう。その過去の応募作品を見てみると、子どもが制作したとは思えない作品がずらりと並び、まさに“夢中力”のすごさを感じさせます。

「学校の先生や親御さんなど指導者の力量もあるとは思いますが、小さな子どもたちが自ら考え制作したのは事実です。最終選考会で質疑応答をすると、6歳や7歳の子が驚きのコメントをしてきますからね(笑)。本当に深く考えたということや、たくさん調査をしたということがわかるんです。やっぱりクリエイティビティは無からは生まれなくて、いろんなことをインプットする必要がある。だから結局はインプットの量と多様さが効いてくるなと思うのですが、夢中でのめりこんでいるからインプットにも夢中になって、すごい作品がつくれるんでしょうね」

もちろん、そうしたクリエイティビティを活かす作品を制作するには、マイクラを使いこなす技術があることも大前提。応募してくる子どもたちはみんな、そこもしっかり勉強しているそう。

「ゲームユーチューバーの動画や攻略本を活用して、コマンドなどを調べまくっていると思います。そう考えると、ものごとを突き詰める力もつきますよね」

マイクラというひとつのコンテンツでこれほどの効果を得られるなんて驚きですよね。すでにお子さんがマイクラを楽しんでいるという方も、印象が大きく変わったのではないでしょうか。

マインクラフトは関連書籍も多数発売されています。『もっと まいぜんシスターズとマイクラを遊ぼう! いたずら編』(扶桑社刊)は、YouTubeから生まれたキャラクター「まいぜんシスターズ」と一緒に、基本的な遊び方を学べる内容。こちらもぜひチェックしてみてください。

もっと まいぜんシスターズとマイクラを遊ぼう! いたずら編

子どもたちの間で知らない子はいないほど大人気のYouTubeから生まれたキャラクター「まいぜんシスターズ」。マインクラフトの基本的な遊び方をわかりやすく解説します!
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