●3.目の前の仕事に追われている

忙しい
すべての画像を見る(全4枚)

毎日スケジュールがびっしりで、やらなければいけないことや、締切が迫っている仕事をしようとジタバタしているうちに、1日、1か月、1年が終わる。こんな生活をしている人にもミニマルライフをおすすめします。

ミニマルな暮らしは時間の余裕を生み出します。ものが少ないと管理する手間が省けるので、掃除を含めた家事全般の時間を短縮できます。ショッピングの時間も減ります。余計なものを買うことに時間を費やさなくなるし、買いたいものも明確になるからです。

2番に書いたように、探しものや、どかしものをする時間も不用なので、今、したいタスクにさっと取りかかれます。自分が大事にしたい活動がわかるので、やりたくもない、人のためだけにやっている仕事をする時間も減りますよ。

 

●4.むなしい

虚しい

50歳あたりは、子育てが終わったことで、自分にはなんの役割もないと感じてしまい、心にぽっかり穴があく時期です。ようやく子育てが終わったと思ったら、すぐに親の介護に突入して、なんのための人生なんだろう、と思う人もいるでしょう。

仕事に専心してきた人も、早期退職や定年前の不安を感じます。健康診断の数字が悪くなるのも、若い頃にはなかったことです。

このように50代になると、不安が高まり、「これからどう生きるか?」という問題に直面します。

そんなとき、生活をミニマルにしておくと、自分が大事にしたいことや、本当にやりたいことがわかるので、延々と悩まなくてすみます。ミニマリストは、物理的なもの、タスク、思考、人間関係を含めて、余計なものをもたないので、頭の中の混乱も少ないし、混乱しても、すぐに立ち直れます。

 

ミニマルな暮らしというと、ものをたくさん捨てて、がらーんとした部屋で暮らしている様子を思い浮かべる人が多いのですが、これは、ミニマルライフの一面にすぎません。

ミニマルライフの醍醐味は、その考え方にあります。どうでもいいことにこだわるのはやめて、大事なことだけにエネルギーを注ぐのです。

 

50代からの毎日を応援する記事多数!「これからの暮らし by ESSEonline」はこちら