●自分の思い込みを否定すれば、ネガティブな感情がリセットされる

リフレッシュ
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「空」の心で自分の思い込みを否定してみることで、ネガティブな感情がリセットされるんですね。

「仏教で大切なのは、『空』とはなにかと考えることではなく、写経や読経などの手足を動かす修行です。たとえば、小さなことでイライラしたときに、イスに座って思いつめていると、どんどん負の感情が大きくなった経験はありませんか。

そういうときは、イスから立ち上がり、掃除をしてみましょう。すると、自然と気持ちも晴れやかになるもの。移り変わりの激しい感情を頭の中でコントロールしようとするのではなく、家事や仕事、趣味や散歩などの行動を通して自分の感情を整える。そのように、ひとつひとつの行動を積み重ねていくと、『生きている』ということ自体に自分の人生の価値を見いだせるはずです」(小池さん)

写経は、「書く」というひとつの行為に集中することで、ほかの感覚をシャットダウンする修行。心を無にし、目の前の行為に全神経を注ぐと、リラックス効果やストレスの軽減を図ることができるんだそう。

 

心が疲れたなと感じたとき、写経をして頭を空っぽにしてみるのはどうでしょう? 須磨寺の僧侶・小池陽人さんと順天堂大学教授・小林弘幸さんが監修した『自律神経を整える般若心経なぞり書き練習帖』では、1日10分4週間の写経体験ができます。初めての写経にはとくになぞり書きがおすすめ! こちらもぜひチェックしてみてください。

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