がんばって収納を整えたけれど、すぐにリバウンドして元通りに。そんな失敗は、多くの人が経験しているはず。「リバウンドするのには、明確な理由があります。そのうちのひとつが、収納方法が今の自分に合っていないことなんです」というのは、収納コンサルタントの須藤昌子さん。詳しく教えていただきました。
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その収納本当に使いやすい?「面倒なのが当たり前」を見直してみる
これまで数々のご家庭でお片づけサポートを行ってきた須藤さん。使い勝手が悪いと感じながらも、疑問に感じず同じ収納方法を続けている人はとても多いそうです。
「持ち物や収納にはアップデートが必要です。暮らしは変化していくし、考え方だって変わります。当時はこれがいい! と思っていた収納も、生活していく中で使いにくいと感じてくることもあるんです」
使いにくいのが当たり前になってしまうと、家事はどんどん手間になり、ストレスもたまっていくはず。
●フタをあけるワンアクションを減らすと家事ラクに!
整理収納のプロである須藤さんも、ご自宅で「面倒だな」「使いづらいな」と感じた収納を常に見直し続けています。
まずおすすめの見直しは、「フタのある収納」。
「よく使うのに、フタをつけて収納しているものはありませんか? フタなしの収納に切り替えれば、ワンアクション減らせるのでスムーズに取り出せるようになりますよ」
とくに収納家具の中にしまってあるものなら、フタは必要ないという場合もじつは多いそうです。
「扉をあけて、ボックスを取り出して、フタをあけて、中身をとり出す。これで4アクションに! 毎回やっていられませんよね。こんなに複雑にせず、パッとほしいものが取り出せるシンプルな収納なら、散らかりを防ぐこともできるはずです」