●4.飾りすぎず余白を楽しむ

余白
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若い頃はたくさん雑貨を並べることが好きでしたが、徐々に「たくさん並べること」よりも「好きなものを厳選して大切に飾ること」が好きになりました。

ただでさえ情報過多な今の世の中、せめて家では視界に入る情報が多くなりすぎないように気をつけています。たくさんのものに意識が向いて目や脳が疲れないよう、風通しのいい見え方を工夫して楽しんでいます。

●5.明るい色使い

色使い

この家を買った当初は、家具をダークブラウンで揃えるほど落ち着いた雰囲気が好きでした。黒を多く使っていた時期もありましたが、とくに夏は暑苦しさを感じるように。色の持つ重さや、圧迫感も気になるようになったため、今は白をベースにして、明るい木の色でまとめるようにしています。

画像のソファはもともとダークグレーでしたが、コンフォートワークスでオーダーした専用カバーを被せています。今の色になってからは、部屋全体が明るく広い印象になりました。

明るい色は気分が上がるうえに、部屋をすっきり見せてくれるので、必要以上に掃除や片づけに追われない暮らしになり、とても救われています。

 

築12年の家は古くなる一方ですが、家も、そこに住んでいる私たちも、のびのびと深呼吸ができるような、そんなイメージをもちながら部屋づくりをしています。

暮らしを整えることで、このまま穏やかな気持ちで更年期を乗りきれたらと思っています。