●イライラや冷え、便秘。女性ならではの不調にも「タンパク質」がマスト

納豆と女性
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季節の変わり目だけでなく、生理周期(閉経)や加齢による女性ホルモン関連の不調に悩まされている人も多いはず。そんな“女性ならではの不調”にも、タンパク質は有効なのだそう。

「納豆や豆腐なども栄養価の高い優れた食材ですが、タンパク質の含有量を考えるとお肉や魚、卵といった動物性タンパク質と合わせて毎食取り入れるのが好ましいですね。タンパク質摂取の目安は、一食あたり100g。手のひら一杯分と考えると分かりやすいでしょう」

食事+間食で補うと、無理なくタンパク質を摂取できます。アイスやケーキといったいつものおやつを焼き鳥(2本)やゆで卵に変えるだけで、一回あたり約15gものタンパク質を摂取できます。

 

●よく食べて、よく眠る!食事+睡眠で健やかな体を目指そう

春の不調を改善するためには、食事だけでなく「睡眠の質」を高めるのも重要なポイント。

「春はやることリストが山積みだと思いますが、そんな忙しい日こそぐっすり眠りましょう。理想的な睡眠時間は8時間。この睡眠時間を確保できるか否かで、免疫力にも大きな差が生まれます。食器洗いや洗濯ものなど、家事や仕事は一旦あとまわしに! まずは自分の体を優先して、よく食べてよく眠ってくださいね」(伊藤先生)

年度替わりでバタバタするタイミングだからこそ、日々の疲れをしっかりリセット。食養生+良質な睡眠で、健やかな体にスイッチしましょう。

 

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