●水道・光熱費が高い人の共通点。固定費を削減する方法とは
すべての画像を見る(全10枚)4人世帯の光熱費・平均月額
- 電気代平均額 1万609円
- ガス代平均額 5380円
- 水道代平均額 5477円
上の数字は、全国の勤労者世帯のうち4人世帯の平均月額(総務省統計局「家計調査」2019年)。あなたの家と比べてどうでしょう? 家計再生コンサルタント・横山光昭さんいわく、水道・光熱費が高い人には共通点があるそう。
「水道・光熱費が高い人の家に行くと、見ていないのにテレビがつけっぱなし、暖房が効きすぎて部屋が暑いなど、どこかゆるい部分が目につきます。まずは『電気や水はタダじゃない』という意識を持つだけで、行動が変わりますよ」
水道・光熱費の見直しのコツと上手な削り方も教えてもらいました。
・節水シャワーヘッドに変えると、水道代だけでなくガス代も減る!
・“つけっぱなし”の習慣は絶対NG!
・電気代の高い家電を知り、重点的に節約する
・待機電力を意識する
・よく使う電球はLEDに
↓さらに詳しく知りたい方はこちら
●お風呂とシャワー、水道光熱費はどっちがおトク?家族の人数で正解は違う
お風呂よりお金がかからないと思われがちなシャワー。実際はどっちがおトクなのでしょうか? お風呂まわりの水道光熱費について、節約アドバイザーの丸山晴美さんさんに教わりました。
・シャワーだけvsお湯をためる→人数が増えるほど、お湯をためるとおトク!
200リットルの浴槽のお湯を温めるのにかかるガス代は、約70円。一方、シャワーの水は1分間で10リットル出ると言われ、水温20度の場合でも15分使うと約52円、20分で約70円がかかります。家族が多く、シャワーに合計20分以上かかるならお湯をためた方がガス代も水道代も安くすみ、人数が多いほどおトク度はアップします(エネチェンジ調べ)。
・追いだきvsため直しvs自動保温→1時間以上なら、追いだきがおトク!
浴槽の湯200リットルを追い炊きするのにかかるガス代は、約80円(残り湯の水温20度の場合)。ため直しは、水道代約40円+ガス代約100円(水道水の水温15度の場合)かかり、追いだきの方がおトクです。
一方、自動保温機能は設定した温度を保つために、何回も自動で追いだきを繰り返すため、時間がたつにつれガス代がかさむ仕組み。目安は1時間で、それ以上間隔をあけて入浴するなら追いだきの方がおトクに(エネチェンジ調べ)。