●安心したいとき

ノート
今、自分が心配していることを書き出すと安心できる(※画像はイメージです)
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心配事がたくさんあるなら、書き出すことで安心できます。以前、不安を手放す記事で紹介しましたが、今、自分が心配していることを手近な紙にすべて書き出してください。

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全部書いたら、心配しても仕方がないこと(何時間心配しても、その結果に影響を及ぼせないこと)は、すべて線で消します。これは、心配しても無駄な案件なので、忙しいときにわざわざ心配する必要はありません。

すると、リストには自分の力でどうにかなりそうな心配事が残ります。その中から、今、もっとも心配すべきことから、番号をふります。あとは番号順に、心配するのではなく、解決に近づく行動をしていきます。

ここまでやらなくても、心配ごとを書き出し、コントロールできないことを消した段階で、安心できると思います。

 

●自信を持ちたいとき

姿勢
姿勢を正すことが、自信につながる(※画像はイメージです)

今日の会議のプレゼン、上手くいくかしら? この企画、上司のOKが出るかしら? 初めてのレシピでつくったおかず、家族は喜んで食べてくれるかしら? こんなふうに、ちょっとしたことで不安になり、自信喪失気味の人は、姿勢を正してください。

猫背にならず、背筋をピンと伸ばします。うつむかず、前をしっかり見ます。立ち上がって、心持ち足を開き、腰に手を当て、じっと前を見るスーパーマンのポーズもおすすめです。これは、パワーポーズと呼ばれているポーズで、この姿勢を取るだけで、自信が生まれるというリサーチがあります。

ハイファイブやガッツポーズなど、スポーツ選手がよくやっているポーズも自信を与えてくれるでしょう。

自分が好きな色の服や、いつもより明るめの服を着るのも効果的です。私は、地味で目立たない服が好きで、ふだんはモノトーンやアーストーンの服を愛用していますが、あるとき、赤い5本指ソックスをはいてみたら、いつもよりポジティブな気分になりました。

 

●幸せを感じたいとき

感謝日記
感謝することで、幸せな気分になる(※画像はイメージです)

幸せな気分になるのは簡単で、感謝するだけです。今、自分が感謝できることを思い出してください。感謝することは、いくらでもあります。国際ニュースを見てみれば、いかに自分が恵まれているか痛感できますよね。

今、自分が得ているありがたいことは、「あってあたりまえのこと」「当然のこと」になりがちですが、明日も、自分が手にできるとは限らないものです。

普段から感謝しやすい体質になるために、感謝日記をつけるか、家族に、毎晩「今日の感謝」を報告するのもいいでしょう。

 

今回は、自分で気分を変える方法をお伝えしました。自分の感じることや、そのときの気分は、自分でどうにかできます。悲しいことや嫌なことが起きたときの反応やショックは変えられません。しかし、この反応は、延々と続くものではないのです。最初のショックが癒えたら、そのできごとに対して、どう感じていくかは、自分でコントロールできます。

 

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