寒さのきつい季節。自宅では暖かく快適に過ごしたいですが、気になる暖房代は抑えたいものです。そこで今回は、日刊Sumaiライターが実践している暖房対策を紹介します。格安で簡単にできる、「お手軽二重窓」のつくり方。また、ラグなどの下にアルミシートを敷いて熱効率を上げる工夫など、ぜひ参考に。
すべての画像を見る(全8枚)窓に隙間テープを貼って、冷気が入るのを防ぐ
外気が入ってきやすい窓の隙間。筆者の家では、サッシのそばに手をかざしてみると、冷気が入ってくるのを感じていました。これを防ぐために、隙間テープを活用。
テープは、100均やホームセンターなどでも販売しています。ただし、家じゅうの窓に貼る場合はけっこうな長さが必要。ホームセンターで長めのものを買う方が、コストパフォーマンスがよいです。
取りつけは簡単。窓の溝部分に貼るだけ。ただし貼る前に、以下の2点に注意を。
・隙間テープを貼る部分のふき掃除をする
・テープを貼った状態で窓がきちんと閉まるか確認をする
DIYでお手軽な二重窓にする。賃貸物件でもOK
隙間テープと合わせて行ったのが、簡単二重窓のリメイク。過ごす時間が長い部屋の窓に、DIYで取りつけました。窓枠にレールを貼りつけて、ポリカーボネート板をはめ込んだだけの超簡単設計。とはいえ、とても優秀です。隙間テープとの合わせワザで、冷気の入りをかなり防いでくれています。
ポリカーボネート板は、厚さ4㎜のものを使いました。「窓枠の幅の半分+2㎝(2枚の板が中央で少し重なるように)」の大きさの板を2枚用意します。ホームセンターで購入して、カットもしてもらいましょう。
簡易内窓用のレールも、ホームセンターなどで手に入ります。はめ込んだ2枚の板が、窓のように左右にスライドできるタイプで、レールの幅は3cmのものを使用。こちらも、窓枠に合わせた長さにカットしてもらいました。
レールは、窓枠の上下に両面テープで貼りつけています。窓と板の間は6㎝くらいあいています。あとでテープをはがすときに窓枠を傷つけないため、両面テープの下にマスキングテープを貼って原状回復できるようにしました。
これなら、賃貸物件に住んでいる人でも実践できます。