●子どもの寒さ対策アイテムも大切!

子どもの防寒着
子どもの厚手アウター、使い捨てカイロ、厚手のストール2枚にバスタオル
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熊本地震があった4月下旬は、夜はまだまだ寒さが残っていました。当時、義姉は使い捨てカイロを用意していたものの、持ち出し用とは別のバッグに入れていたため、避難した夜の公園でとても寒い思いをしたそう。「2歳の子どもにもつらい思いをさせてしまった」と話してくれました。

カイロは貴重品と一緒に持ち歩くようにするほか、厚手のストール、バスタオルなどを準備。バスタオルは敷き布団やおむつ替えシートの代わりなどなにかと使えそうです。

カイロとガーゼ
貼るカイロをレトルトパウチに貼りつけ、ガーゼでくるり。両面から温めれば時短になりそう

調べたところ、使い捨てカイロはレトルト食材の温めにも使えるそう。ハンドタオルなどで包んで1~2時間おくと、食べられる温かさになるそうです。

●戸建てになってエコキュートを備えたことが安心に

エコキュートにはお風呂なら1~2回分くらいの量がありますし、停電してもお湯が使えること、断水したらタンク内の水を生活用水として使えるのでかなり安心です。またわが家は1.5Lのペットボトル6本の水を熊本地震後からストックしています。飲料用にはできないので、トイレに使う予定です。

今回、初めて子ども目線で考えてみて、内容と量を決めるのに時間がかかりました。災害時、自宅ではなくどこか避難所で過ごすことになったら…? ほかに子どもの肌着や着替え、スタイ、暇つぶし用のおもちゃなども必要になり、子どもの荷物だけでも相当な量になることを実感。

大人だけならがまんすればどうにかなりますが、小さい赤ちゃんに非常事態を理解してもらうのは無理な話です。月齢が進めば備蓄の内容も変わってくるので、不測の事態に慌てないよう、日々見直しながら備えていきたいと思います。