●日用品と子どものために必要な防災グッズ
【じつは防災の必需品、水がなくても使えるリフレッシュアイテム】
すべての画像を見る(全12枚)熊本地震のとき、3日間くらいお風呂に入れなくてすごく不快な思いをしました。頭皮のにおいをじわじわと感じ、顔や体もベタついてきて、メンタルが次第に削られていきます。それでなくても被災時はいつも以上にストレスを感じているので、体を清潔に保てるアイテムがあるとリフレッシュできておすすめです。
その経験を経て、水がなくても使える歯みがきセット、ドライシャンプー、体を拭くシートなどをそろえました。
ちなみに夫は、長い間ストックしているものは、未開封でも衛生的に使いたくないというタイプ。自分で使う分は使い切る前に買い足しているので、もしものときは本人の自由意志で自分のものを使えばいいかなと思っています。
【5日分の液体ミルクとレトルトのベビーフード】
子ども目線になって防災グッズを見直し。常温で保存でき、そのまま飲める液体ミルクをはじめ、レトルトのベビーフード、賞味期限が長いスナック、缶詰のフルーツを買い足しました。
熊本地震の際、避難先での配給はパンやおにぎりがほとんどで、赤ちゃんが食べられるものが手元に届くまでは少し時間がかかったと聞いています。
わが子は離乳食後期にあたり、大人の食事を取り分けて与えることもできるので、5日分を目安にしました。成長スピードに対応できるよう、3か月先の月齢が食べられるベビーフードも常備して、食べたら買い足すというローリングストックを心がけようと思います。
災害時は野菜や果物がとりにくくなります。ビタミン不足に備えたフルーツ缶は、手軽に開けられるプルトップタイプで食べ切りやすいサイズのものをチョイス。夏場なら凍らせてひんやりスイーツにしてもよさそうです。
大人用の食事は、フリーズドライご飯やレトルトの非常食を防災イベントに参加したときに購入済み。それに2020年の大型台風を経験して、すぐに食べられるチルド惣菜、流水でほぐせるチルド麺があると便利なことがわかったので、日頃から常備しています。
【1か月分のおむつとお尻ふき】
災害時はトイレットペーパーなど衛生用品から品切れになりますし、避難生活では不衛生になりがちなので、お尻ふきは3パックを用意。おむつ替え以外でも、食事の前後に子どもの手を拭いたり、体をふき上げたりするのにも使おうと思います。
おむつに関しては、多すぎても収納する場所を取りますし、成長してサイズアウトしてしまうのも避けたいので、ストックの量にすごく悩みました。
そこで、災害時にあと1パックしかないと思うと不安なので、今使っている分プラス2パックあると安心できそうな気がしました。ちょうど義姉から、今使っているおむつのワンサイズ上のものをもらえたのもよかったです。離乳食同様に、少し先に必要なおむつを確保できていると思うと、より安心に繋がりました。