●【3】老後を見据えて夫のコニュニティづくりの手助けを

音楽は個人でもグループでもできる
音楽は個人でもグループでもできる
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私の周りでは、仕事熱心な人ほど仕事以外のコミュニティがなく、コミュニティづくりが苦手なことが多いです(つくる時間がない場合も)。
夫がコミュニケーション下手だったら、今のうちに趣味を見つける手助けをしたり、コミュニティづくりのアイデアを提供したりするといいかもしれません。

 

定年後、ずっと家でゴロゴロしている夫に「昼飯~」「夜ご飯は~?」「どこに行くの? 何時に帰るの?」って言われないためにも、お互い自分が出かけやすい環境をつくっておくことは大事。
まずは夫婦一緒にでもいいので、趣味を見つけるお手伝いをしましょう。

 

●【4】相手に合わせる余裕をもつために自分の時間をもつ

一人でも打ちっぱなしに
一人でも打ちっぱなしに

もともとは夫婦別々に趣味を楽しみたい私でしたが、夫にすすめられていたゴルフを始め、結構ハマっています。週末は一緒にラウンドしたり、やってみると奥が深くて楽しい。
夫は「なんでも一緒にやりたい派」なので私がゴルフを始めたことを喜んでいて、これから子どもたちも独立していく将来を考えるとそれはそれでよかったかなと思います。

 

一方で、自分の時間はしっかり持ちたいと考えています。
行動が早い夫は次々に私との予定を決めていくタイプですが、私は自分の友達と会ったり自分のしたいことをする時間を持ちたいタイプ。
「自分のやりたいことをやったうえで相手に合わせる」というより「相手に合わせる余裕を持つためにも自分のやりたいことを普段からやっておく」。これがもともとは他人の夫婦がうまくやるコツだと感じています。

 

●【5】自分らしく生きることが大切

 

友人に誘われて『老後の資金がありません!』という映画を観に行ったら、なんと観客のほとんどが白髪交じりの年配の方でした。これから先老後を迎える私たち世代が多いかと思ったら、現役の方々が楽しい老後を過ごすヒントをもらいに来ていたのでしょうか。

 

卒親してからの夫婦の時間はきっと長いもの。ガマンして一生を終えるか、自分らしく楽しく生きるかを決めるのは自分です。
今からできることを、今のうちからやっておきたいと思います。