●親しき中にも礼儀あり?義母と嫁の正しい距離感とは

「結婚が決まってすぐに『お義母さんではなく、●●ちゃんと呼んで~』と言われたことが嫌でした。よく知らないのに名前呼びするのに疑問をもったし、最初から言われるのも抵抗がありました。仲のいい嫁姑への理想があるようなのですが、それを最初から求められるのはなにか違うと…。徐々に仲よくなればいいと思っていたので、温度差がありました」(兵庫県・Iさん・45歳)

「初めてわが家に遊びに来たときに、目の前で着替え始められてびっくり。そして引きました。人前で下着姿になるって…」(神奈川県・Tさん・52歳)

義母と仲違い
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夫が好きだからと言って、義母まで好きになれるとは限りません。フレンドリーすぎる義母の場合、距離のとり方に戸惑ってしまいますよね。

 

●コロナで価値観の違いが浮き彫りになった人

「初めてコロナで緊急事態宣言が発出されたとき、学校も休校になってなるべく人との接触を避けるよう言われていたし、私自身も感染症対策を徹底しがんばっていました。なのに、お構いなしにうちへ遊びに来ようとしたり遊びに出かけたり。私が神経質になっていたのかもしれませんが、ここから私の心のシャッターは閉じかけています」(愛知県・Hさん・34歳)

ほかにもワクチン未接種で旅行へ出かけようとする義母、家族だから助けるのが当たり前という理由で給付金請求を代行させてくる義母、コロナを盾に引っ越しに口を出してくる義母など、絶妙なバランスで保っていた義母と嫁の関係にコロナ禍でひびが入ってしまったケースが目立ちました。

 

●更年期やメンタルの不調に苦しむ義母

「義母は、夜になるとなぜか大泣きします。更年期で鬱だったのかもと後になって思いましたが、うんざりでした」(富山県・Mさん・48歳)

ホルモンバランスが崩れていく更年期。またメンタルに問題を抱えたままシニアを迎えてしまった人が義母という関係だった場合、その苦しさや辛さ、生きづらさを家族になった嫁側がどこまで寄り添えるかという問題も、深く考えさせられてしまいますね。