寒い冬にぴったりの鍋料理。調理のバリエーションがあるとうれしいですよね。そこで今回は、料理研究家の市瀬悦子さんが今までにつくってきた鍋のなかから、とっておきの鍋をご紹介します!
おもてなしにもなるお鍋「麻辣(マーラー)火鍋」
スパイスを効かせた、お店気分を味わえる本格的な鍋や、じっくり煮て時間がおいしくしてくれる鍋は、ハレの日や来客時にも大活躍。
●麻辣(マーラー)火鍋
すべての画像を見る(全2枚)体の中から温まる火鍋は、女子会でも喜ばれる一品。豚肉はラム肉でアレンジしても!
材料(4人分)
- 豚バラ薄切り肉 300g
- キクラゲ(乾燥) 10g
- 春菊 100g
- A[水5カップ 赤唐辛子(種を除いたもの)5本 しょうゆ大さじ4 顆粒鶏ガラスープの素大さじ1 豆板醤、花椒(ホール・粗くつぶしたもの)各小さじ2 塩小さじ1/2 クコの実(好みで)大さじ2~3 シナモンスティック(好みで)1本 八角(好みで)2個]
- モヤシ 2袋(400g)
- ニンニク(薄切り) 3かけ
- ラー油 大さじ1~2
【つくり方】
(1) キクラゲはぬるま湯に1時間ほど浸して戻し、水気をきる。かたい部分を除き、大きければ食べやすい大きさに切る。春菊は葉を摘み、豚肉は6~7cm長さに切る。
(2) 鍋にAを入れて混ぜ合わせ、中火で熱する。煮立ったら(1)の豚肉を加え、再度煮立ったらモヤシ、(1)のキクラゲを加えて弱めの中火にし、5分ほど煮る。
(3) (2)にニンニク、(1)の春菊を加え、ラー油をかける。
[1人分381kcal]
<POINT>
赤唐辛子のスッキリした辛さと花椒のしびれる辛さは、火鍋に欠かせません。子どもが食べるときは、豆板醤やラー油の量を調整しましょう。