鍋がおいしい季節。今回は、市瀬悦子さんが今までにつくってきた鍋のなかから、とっておきの鍋をご紹介! 家族や撮影スタッフに好評だったものや、市瀬さんが大好きなものまで、リピート間違いナシです。
市瀬悦子さんの一生もののごちそう鍋普段ごはんのお鍋
「今日、なにをつくろう?」と、悩んだときにも重宝! パパッとつくれてボリューム満点の具だくさん鍋は、栄養面もバッチリです。
●手軽で、頼もしい!気負わずにつくれる鍋料理
季節を問わず、鍋をよく食べるという市瀬さんにとって、鍋はとても身近な料理だそう。
「野菜をたくさん食べたいときや、冷蔵庫の在庫を整理するときに鍋をつくります。食材のうま味がスープに溶け、栄養を逃さずに丸ごと食べられるのもいいところですよね。あと、難しそうに見える火鍋などのメニューも、じつは煮るだけで簡単につくれるのも魅力! 鍋は日常の気取らない料理としても、特別な日の料理としても、本当に心強い存在です」
●豚バラと高菜漬けの台湾風鍋
すべての画像を見る(全3枚)高菜漬けの酸味やレタスの食感が絶妙! 特別な食材を使わずに台湾気分を堪能できます。
材料(4人分)
- 豚バラ薄切り肉 300g
- 高菜漬け(みじん切り) 200g
- 豆腐(木綿) 2丁(600g)
- レタス 1玉(300g)
- ゴマ油 大さじ1
- A[水5カップ しょうゆ、酒各大さじ3 砂糖、酢、ゴマ油各大さじ1と1/2 顆粒鶏ガラスープの素大さじ1]
- 塩 適量
【つくり方】
(1) 豆腐は大きめのひと口大に切り、レタスはひと口大にちぎる。豚肉は5cm長さに切る。
(2) 鍋(※)にゴマ油を中火で熱し、(1)の豚肉を入れてほぐしながら炒める。肉の色が変わったら、高菜漬けを加えて全体に油が回るまで炒める。
(3) (2)にAを加えて煮立ったら、(1)の豆腐、レタスを加える。レタスがしんなりとするまで3~4分煮て、味をみて塩でととのえる。
[1人分513kcal]
つくり方(2)で炒める際に、土鍋の場合は割れる恐れがあるので急に強火にかけない。心配な場合は具材をフライパンで炒めてから土鍋に移すとよい
<POINT>
高菜漬けはゴマ油が回るまで炒め、余分な水気を飛ばしましょう。味が凝縮することで、鍋全体のおいしさを底上げします。
<市瀬さんのMY BEST Kitchen item:奥田漆器の調理箸>
「少し太めで持ちやすく、軽くて丈夫! ずっと使い続けたい名品です」と、市瀬さんの調理に欠かせない菜箸。毎日使うからこそ、手にフィットして疲れないものが◎。