マスキングテープや100円グッズなど、手頃な価格のアイテムを活用し、壁を使ったディスプレーや収納を楽しんでみませんか?
インテリアブロガーの長澤美千代さんは、3人の子どもの育児で家にいる時間が増えたのが、壁を収納やインテリアに活用するきっかけとなりました。
「家にいながら外出気分を味わいたくて、カフェ風デザインにしてみようと思ったんです。試しに幅広のマステを壁紙代わりにはってみたら、想像以上のでき映えに大満足! マステなら失敗も怖くないので、気軽に模様替えを楽しんでいます」
100円グッズや簡単手づくりのアイデアでお金をかけずに壁をチェンジ
●幅広のマスキングテープをストライプ模様にはって壁のアクセントに
壁にはれるマステを使い、ダイニングの中でぽっかりとあいていた、キッチンカウンター上の壁をストライプに。
「マステなら元に戻せるから、思いきったデザインも気軽に楽しめます」
真っすぐはるために、重しつきの糸を目安にしています。
「こうすると、きれいにはれるんです」
●カフェ風屋根を自作してカウンター上の壁に取りつけ
ストライプにしたカウンター上の壁に、白いカフェ風のオーニング(日よけ)を。
「100円ショップの棚受けを逆さに取りつけ、2本の角材を通した布をたらしました」
キッチンの蛍光灯と木枠の目隠しになり、すっきりおしゃれな印象に。
●黒いウォールステッカーを立体の壁飾りと組み合わせて
ランプ形のウォールシールは、100円ショップで購入。
「ネットショップで買った立体のウォールアートと並べて、ダイニングの壁のポイントにしています」
ウォールアートは画びょうのようなつくりで、取りつけがラクちん。
「明かりをつけると、影が濃く出ていい雰囲気に」
●窓が小さく暗いキッチンは、壁に紫のマステをはって明るい雰囲気に
「光が入らないキッチンを明るくしたくて、調理台の対面の壁に紫のマステをはりました。mtCASAの20cm幅を隙間なくはっています」
離れたところから見れば、壁紙同様! 左上にウォールシールの文字もプラスしてアクセントにしています。
●長短2つの棚で使いやすく
マステの上から取りつけた2つの棚は、あえて長短をつけた自作のもの。
「背の高いコーヒーメーカーなどが使いやすいように、上の棚は、一部を短くしました」
●壁に棚を取りつけて作業スペースを確保
背面の調理家電などを壁面の棚に上げたことで、下のスペースが作業場として使えるように。
「子どもたちがここでお手伝いをしてくれています」
●壁のコンセントを隠すボードを作成
セリアの木製レターボックスにボードをはりつけ、壁のコンセントの目隠しに。
「ゴチャつきが気にならなくなりました。スマホの充電もここでしています」
●100均の油よけシートでコンロ回りをガード
コンロ回りの壁に、100円ショップで買った油よけシートをはっています。
「モノトーンの柄で汚れが目立たず、掃除もラク。半年から1年使って、劣化してきたと思ったら、取り替えます」
冷蔵庫の側面もマグネットを使って有効活用!
●100均の木箱にマグネットをつけて、スパイスやラップを空中収納
100円ショップの木箱の裏側にマグネットをつけ、冷蔵庫の脇にペタリ。
「私だけが使うスパイス類は高い位置、子どもも使うラップ類は低めの位置に設置。収納が増えて得した気分です」
スパイスを入れた木箱は、調理中、使いやすいようにレンジフードに移動。
「使い終わったら冷蔵庫脇に戻せば、油汚れもつきません」
長さのあるラップ類の収納は、木箱を上下に並べ、上の木箱の底を抜いて抑えに。
「ピタリと収まり、出し入れもラクラク」