寝室は木の質感を生かしてゆったりと

ホテルのような洗練された雰囲気の寝室
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上階にある寝室は、ホテルのような洗練された空間。通常のキングサイズよりさらに大きいUSキングサイズのベッドをゆったりと配置しました。サイドテーブルつきのヘッドボードは、床と同じオーク材で造作したものです。

 

寝室の入り口の引き戸に採用したシルバーの引き手

寝室入り口の引き戸に採用したシルバーの引き手。関さんがセレクトしたもので、マットな質感と主張しすぎないシンプルなデザインが特徴です。

 

動線を整理、明るい玄関とゆったりした洗面室を実現

玄関と洗面室の間仕切りにはウッドシャッターを採用

廊下の位置を変更して、玄関から階段口までスムーズにつながる動線を実現。すぐ右手には洗面室があり、玄関との間仕切りにはウッドシャッターを採用しました。デザイン性の高さだけでなく、廊下の窓からの光が洗面室に届き、湿気がこもるのも防げます。

 

ベンチにもなるコーナーの飾り棚

廊下の位置を変えたことで実現した、明かり取りの窓。ベンチにもなるコーナーの飾り棚には、植物やインテリア雑貨などをディスプレイして楽しんでいます。

 

動線を整理することで実現した開放的な洗面室

動線を整理することで実現した開放的な洗面室。ダブルシンクや広々としたカウンター、洗濯機をビルトインした壁面収納で、ホテルライクな上質空間へと一新しました。

 

浴室のバスタブと洗い場に採用したGESSIの水栓

浴室のバスタブと洗い場に採用したGESSIの水栓。シャワーはホースが伸びるので、バスタブを掃除するときにとても便利だとか。

 

階段室のL型の間仕切

住まい手が「まるで彫刻のようで気に入っている」という階段室のL型の間仕切り。壁との間に細いスリットがあることで、浮遊感が生まれています。

「思考を整理し、気持ちの切り替えができる場所になりました。今回のリノベで、デザインの持つ力を再認識しましたね」。心身ともに癒やされる隠れ家的な存在の住まいで、雑事から解放され、リラックスした時間を過ごしています。

 

間取り(リノベーション前後)

リノベーション前の間取り図

リノベーション前

リノベーション後の間取り図

 

リノベーション後

設計/SEKI DESIGN STUDIO

代表の関洋さんは1966年生まれ。1994年SEKI DESIGN STUDIOを設立。日常のいたるところにすでにある、自然から与えられた、ありのままの「素」から「もの」をデザインするのが信条。住宅、店舗、家具、道具などのデザイン設計を手がける

※情報は「リライフプラス プレミアム No.1」取材時のものです

 

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