●考えるよりまず行動!ちょこちょこ断捨離の1か月

デスク周り
(左)Before⇒(右)After。デスク周りも少しづつ断捨離したそう
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なとみさんは、モノを「自分軸」で見るようにしたら、1か月でデスク、キッチン、クローゼット、玄関、収納と8割の断捨離ができたそう。

「『靴下1足、ごみ1個拾ったところから断捨離はスタートする』とやましたさんに言われて、帰宅後すぐにやってみました。今日はプリンターまわり、今日はデスクの引き出し全部とか、この場所だけ今日はやろう! と決めてスタート。

キッチン収納
(左)Before⇒(右)After。モノを詰め込みがちなキッチン収納もスッキリ

断捨離に自信がついてきたら、キッチンやクローゼットなど広いスペースに挑戦しました。引っ越し祝いでもらったホットプレート、ビアサーバー、ソーダストリームは友人に譲ったり、使っていないホットサンドメーカーも処分したり。

キッチンの断捨離が終わったときは、使いたい鍋がすぐとれて“探す”アクションがなくなるって快適! と感動しました」

●「自分を大切にする」ことは、自分が過ごす空間を快適にすること

モノを探すことが当たり前だった生活から、探さない生活の快適さを知ったなとみさんは、「空間に“ゆとり”が生まれると、心にも“ゆとり”が生まれる」というやましたさんの言葉を実感して、無性に仕事をしたくなったそう。

「挫折もあったし、部屋もすぐ散らかるし、ダメだなと思うことも。なんでこんなの買ったんだろうと後悔しながらも、自分軸で判断して捨てたことで、ネット通販のポチリ魔だった買い物の仕方は確実に変わりました。

モノをとっておけば大切しているか、というとそうでもありません。“自分を大切にすることは、自分が過ごす空間を快適にすること”と考えれば、捨てることにそんなに罪悪感を持つ必要はない、と思うようになったのも大きな変化です。

1か月断捨離を続けたことで基礎力はつき、一回散らかってもまたすぐに片づけられるようになりました」