●「風池」のツボの探し方
すべての画像を見る(全5枚)「風池」のツボは、髪の生え際、首筋のやや外側の凹んでいるところにあります(赤い丸で示したところ)。
東洋医学では、「風池」は、目の疲れのほか、風邪予防にも効果的なツボとして知られています。また、パソコン作業で目が疲れて、同じ姿勢が続き、首や肩がこってつらいときにもおすすめです。
気がついたときに、風池のツボを手指の腹で優しく押してみましょう。
「お風呂のときに、お湯につかりながら押すのもおすすめです。全身を温めながらリラックスもできるので、首のこりもほぐれやすくなります」
●定期的に遠くを見るのも立派なセルフケア!
定期的に遠くを見ることで、目を支えている筋肉のなかでも、同じ筋肉の使いすぎを防ぐことができます。
「例えば、読書中なら、30分おきに本から目を離して、窓の外の景色など、5mほど先を1~2分見るようにしてみましょう。この時季は、紅葉や月がきれいですから、気持ちもなごみます。このとき、風池のツボを押したり、肩を回したりするのもおすすめです。つい同じ姿勢をとり続けやすいという人は、タイマーを活用するのもひとつです」
自分でできるマッサージ&セルフケア。ぜひお試しください。