子どもがほしいのにレス。どうするのが正解?
今回のアンケートでは、将来子どもがほしいと願っている夫婦でもレスに陥ってしまうという実態も見えてきました。
すべての画像を見る(全3枚)●夫婦間で生じた妊活の温度差…
「結婚してしばらくしてからレスになってしまいました。子どもが欲しかったので夫に何度か話しましたが解決できず。そのうち年齢が上がり、子どもは自分の中で諦めました」(44歳・Iさん)
「妊活への夫婦間の温度差を感じました。子どもが欲しいと思う気持ちに反して、主人とセックスしたい気持ちはなくなり、5年ほどセックスレスに。タイミング療法時に、主人があまり協力的でなかったことが尾を引いていると感じています」(41歳・Sさん)
「子どもが欲しかったのにセックスレスでした。夫は女性の排卵日とか妊娠について基礎知識が乏しく、それも辛かったです」(34歳・Kさん)
排卵日を気にした義務的なセックスや、妊活への男性側の非協力的な態度もレスの原因として多く挙げられていました。
<駒形依子先生のアドバイス>
一概に「子どもが欲しい」と言ってもお互いの熱量が同じとは限りません。話し合いをせずに協力を求めると、そこにはやはり義務感が生じてしまいがち。協力が得られないことで小言を言ったり言われたり、それが強要に変わると苦痛に変わってしまいます。
回数を最小限に抑えて妊娠をしたいということであれば、排卵日にするということになりますが、そうでなければ日頃からしたいときにできる関係を築く努力が必要です。また男性側の非協力的な理由をきちんと確認できる関係を築くことも大切なことです。
子どもが欲しい気持ちが先行し焦る気持ちもわかりますが、まずはお互いの気持ちをちゃんと伝え、お互いが心からしたいと思える関係性を確立していくことが大事なのではないでしょうか。
一概に「子どもが欲しい」と言ってもお互いの熱量が同じとは限りません。話し合いをせずに協力を求めると、そこにはやはり義務感が生じてしまいがち。協力が得られないことで小言を言ったり言われたり、それが強要に変わると苦痛に変わってしまいます。
回数を最小限に抑えて妊娠をしたいということであれば、排卵日にするということになりますが、そうでなければ日頃からしたいときにできる関係を築く努力が必要です。また男性側の非協力的な理由をきちんと確認できる関係を築くことも大切なことです。
子どもが欲しい気持ちが先行し焦る気持ちもわかりますが、まずはお互いの気持ちをちゃんと伝え、お互いが心からしたいと思える関係性を確立していくことが大事なのではないでしょうか。
●産後の性欲っていつから回復するの?
「子どもを産んでから、まったく性欲がなくなってしまいました。子育てで忙しく睡眠時間が大切で、それどころではないです」(38歳・Yさん)
「友人が“出産してから旦那さんに触られるのもイヤになった”と話していました」(37歳・Yさん)
「一人目を妊娠以来、夫に触れるのも嫌になってしまった」(35歳・Uさん)
妊娠や出産をきっかけに女性の性欲が減ってしまうことはあるのでしょうか?
<駒形依子先生のアドバイス>
女性の性欲には女性ホルモンであるエストロゲンと男性ホルモンであるテストステロンに影響されます。妊娠中や産後はこのホルモンが抑制されるため、産後生理が回復するぐらいまでは性欲を感じることが少なくなることがあります。
これは産後に当たり前にある変化ではありますが、産後のセックスレスや性欲減退の問題に関しては、このホルモンバランスの問題だけではないことが多いです。
とくに女性がしたくなくなる場合は、妊娠中の夫の態度や、産後の身体が大変なとき、育児が大変なときになにもしてくれなかったという怒りや悲しみによって心を閉じてしまう女性が多いように感じます。
家族ができたからと言って、ずっと母でいる必要も妻でいる必要もありません。まずは母でも妻でもないただの自分になれる時間を持つことが大事です。
そうやって自分の気持ちを自分が知る時間をとり、それを相手に伝えていくことで、パートナーとの本音のすれ違いを減らしていくことが大事かなと思います。
女性の性欲には女性ホルモンであるエストロゲンと男性ホルモンであるテストステロンに影響されます。妊娠中や産後はこのホルモンが抑制されるため、産後生理が回復するぐらいまでは性欲を感じることが少なくなることがあります。
これは産後に当たり前にある変化ではありますが、産後のセックスレスや性欲減退の問題に関しては、このホルモンバランスの問題だけではないことが多いです。
とくに女性がしたくなくなる場合は、妊娠中の夫の態度や、産後の身体が大変なとき、育児が大変なときになにもしてくれなかったという怒りや悲しみによって心を閉じてしまう女性が多いように感じます。
家族ができたからと言って、ずっと母でいる必要も妻でいる必要もありません。まずは母でも妻でもないただの自分になれる時間を持つことが大事です。
そうやって自分の気持ちを自分が知る時間をとり、それを相手に伝えていくことで、パートナーとの本音のすれ違いを減らしていくことが大事かなと思います。