食欲の秋、コンビニでは秋のスイーツが続々と発売になっています。イモに栗、ハロウィーン限定品も気になるところ。
そこで、コンビニに詳しいESSEonline記者のはなさんにこの秋食べるべきコンビニスイーツを教えてもらいました。
秋のコンビニはイモ&栗スイーツが百花繚乱!
つい先日まで残暑が厳しいと思っていたら朝晩と肌寒い日が続き、気がつけば羽織ものをプラスするシーズンになってきました。
私が毎日通うコンビニでも、イモや栗を使った、秋を感じるスイーツが花盛り。今回は毎週のように発売される新作スイーツの中から「これは…!」とオススメできるスイーツをピックアップしてご紹介します。
●ローソンは大福で勝負!
今秋のローソンは大福で勝負をかけてきました。
まずは「モンブラン大福」(250円)。ツヤツヤした栗の甘露煮の下に、きれいな絞りのモンブランクリーム。そしてその下にあるのは…?
な、なんと、大福です!
粒あんとクリームが包まれた洋風の大福。栗とあんの相性のよさは想像がつきますが、モンブランとあんは珍しい。
食べてみるといい意味で予想外の展開が待っていました。栗の甘露煮は大粒でほっくり、モンブランクリームはケーキに乗っているミルキーなタイプではなく、どこか和のムードを感じるポテッとしたもの。栗きんとんのようなイメージでしょうか。
意外な組み合わせだけど、どちらも和ムードでバランスがいいお味。粒あんのどっしり感もあって小ぶりながらボリュームは満点でした。
最後は「蜜芋純生大福」(139円)。モンブラン大福は杵つきのような力強いおもちでしたが、こちらは羽二重餅を使用したおもち。赤ちゃんの耳たぶのようにプニプニです。
安納芋を使用したあん、ローソン自慢の純生クリームに加えて、ダイスカットの蜜芋もIN! これでおいしくなかったら嘘でしょ? と思う組み合わせなので味は鉄板。秋らしく上品なおいしさを堪能できました。
●セブンイレブンからはプリンと手軽なカップケーキが登場
「とろ生かぼちゃプリン」(188円)は、ちょこんと乗ったホイップとオレンジ色のプリンで、ハロウィーンシーズンの定番であるカボチャプリンです。
毎年マイナーチェンジしていて、今年の売りは「とろ生」の食感。数年前はカボチャの煮物のような裏ごし感のあるプリンで、カボチャそのものという感じでしたが、今年は濃厚なカボチャの味はそのまま、口どけはなめらか&クリーミーになりました。底にはシャープな苦味のカラメルが入っているので、甘すぎないのも魅力的。
「イタリア栗の焼き栗モンブラン」(278円)は、しっとりと大人のムードが漂うイタリア栗を使用したモンブラン。うずまきのモンブランクリームはミルクティーみたいな穏やかな茶色です。
マロンのムース、マロンのホイップ、スポンジ。モンブランのクリームは栗らしいザラッとした感じもありつつ、香ばしくて美味。この香ばしさは「焼き栗」ならではのものですね♪ カップ入りのケーキなので、お皿を用意する必要もなく気軽で手軽なのもうれしい。
●ファミマはワンハンドスイーツ!
ファミリーマートから紹介したいのは、まず「安納芋のクレープ」(276円)です。
黄金色のスイートポテトが丸ごと入ったリッチなクレープで、使用されているサツマイモは種子島産の安納芋。
そうとわかればおいしさは保証されたようなもの! 安納芋ならではの甘くてネットリした味が広がり、表面の「炙り」効果で香ばしさもバッチリ。
安納芋のスイートポテトに加えて、ホクホクしたお芋のクリームも入っています。ミルキーなホイップやフワフワのスポンジ、幾重にも折り重なったクレープ生地と、食べごたえも充分。
続いては「冷やして食べるパイコロネ」(マロンクリーム・139円)。ちょっと珍しいパイ生地のコロネで、中には粒入りのマロンクリームがつまっています。
粒がコリッとあたる食感が心地よく、そこから栗由来のほっくり優しい味が広がっていくイメージ。甘さも上々で、クリームもコッテリ気味なので、ノンシュガーの飲み物でいただくといいでしょう。
コンビニには、秋の夜長にパクパク食べたいスイーツがたくさん。実りの(充実の)秋は始まったばかり。これからの新作にも目が離せません!
【はなさん(写真・文)】
岩手県在住。ブログ
「おやつは一日3個マデ」を更新中。ほぼ毎日コンビニに通い、大好きなコンビニスイーツやパンを中心に、毎週発売される新商品情報などを発信