会員制倉庫型スーパーマーケットのコストコ。ぜひ立ち寄って欲しいのがフードコート。コスパがよく、年会費の元を取りたいと考える人こそ寄るべき重要エリアです。
そこで、コストコマニアの高梨リンカさんにコストコフードコートで知っておきたいことや食べ方のコツを教えてもらいました。

コストコのフードコートについて知っておきたいこと7つ

コストコのフードコートはショッピングモールのとはシステムが違います。初めてのフードコートでは迷わないように予習しておくと安心ですよ。

●レギュラーメニューはスナック系

コストコフードコートのレギュラーメニューはスナック系のフードとドリンク、ソフトクリームです。

  • ホットドッグ 180円
  • ピザ(スライス) 300円
  • ピザ(ホール) 1580円
  • プルコギベイク 420円
  • ガーデンサラダ 280円
  • クラムチャウダー 300円
  • ソーダ 60円
  • ソフトクリーム 200円
  • スムージー 200円
  • コーヒー 100円
  • カフェラテ 150円

季節によって入れ替えはありますが、2019年春時点ではこのようなメニュー構成になっています。

●ホットドッグはソーダつき&トッピングし放題

ホットドッグ
すべての画像を見る(全4枚) トッピングし放題のホットドッグ

コストコフードコートの一番人気はホットドッグです。180円でボリュームあるホットドッグとソーダがついているというケタ違いのコスパで、ついつい毎回頼んでしまいます。

ソーダは飲み放題のドリンクバーのようなものです。レジでお金を払ったらLサイズを超える巨大カップを受け取り、ペプシやオレンジジュース、ウーロン茶などを好きなだけおかわりできちゃいます。

さらにホットドッグはトッピングし放題なのも魅力です。定番のケチャップ、マスタード、ピクルス(レリッシュ)に加えて刻みオニオンやザワークラウト(酢漬けキャベツ)ものせ放題です。自分好みにカスタマイズしたホットドッグは一段とおいしく感じます。

●季節で一部商品が入れ替わる

ピザは「コンボ・チーズ・ペパロニ」の3種ですが、ハワイアンピザやマルゲリータピザなどが期間限定でペパロニと代わることもあります。

抹茶ソフトクリーム

ソフトクリームやスムージーも季節によってフレーバーが変わります。マンゴーやイチゴなど、ジューシーな味だけでなく鮮やかな色も目を引きます。

チリビーンズポテト

ほかに1/3パウンドチーズバーガーやチリビーンズポテトなどの期間限定商品が入ることもあるので、メニューは一見シンプルですが意外と飽きずに通えます。

●フードもドリンクもボリューム満点

フードメニューは軽食やスナックのイメージが強いものばかりですが、ボリュームはしっかり1食分。

ピザ

たとえばスライスピザは紙皿からはみ出るビッグサイズです。具材もチーズもたっぷりで、定食を食べたくらいにお腹いっぱいに。ソフトクリームやスムージーは濃厚なうえ、容器にめいっぱい入っているので、できればシェアしたい大きさです。

●会計は現金のみ、事前に準備を

コストコでの買い物ではマスターカードのみとはいえクレジットカードが使えますが、フードコートでは現金しか使えません。普段クレジットカードをメインに使っている人はご注意を。

ATMもありますが、レジで現金がないことに気づいたらまた並び直さないといけないのは困りますよね。とくに土日はATMもフードコートのレジも混んでいるので、事前に現金を用意しましょう。

●段ボールをトレー代わりに

フードコート

フードコートにはトレーがありません。たとえば自分用のピザにガーデンサラダ、子ども用のソーダつきホットドッグを頼んだらもう両手で持ちきれなくなってしまいます。

トレーの代用として、あき段ボールを活用するのがおすすめです。段ボールは店内に山積みにされているほか、レジ周りに置いてあることも。フードコートに寄るときはあらかじめゲットしておきましょう。

きれいな状態のあき段ボールはそのまま商品の持ち帰りにも使えます。丈夫なので、わが家では娘の工作台として活躍しています。

●席とりは戦争!確保してから注文を

フードコートでいちばん大変なのが席取りです。お客さんの数に対して圧倒的に席数が少なく、とくに土日のランチタイムは席を取るのに数十分かかることも。

レジまでの行列も長いですが、それより席取りのほうが時間がかかってしまいます。まずは席を確保しましょう。

どうしても取れないというときは思いきってテイクアウトもアリです。ピザはトースターで温めてカリッとさせて、ホットドッグにブラックペッパーを振ってさらにカスタマイズ。家でもおいしく食べられますよ。