自分の手で料理をしていると、その成果を見栄えよく格上げしてくれる器が欲しくなってくるものです。この世界はどうやらかなり奥深く、「器の沼」にハマって抜け出せない、集めすぎの人もESSEの周りにはちらほら。人はなぜ、器に魅せられるのでしょう?

今回は、ESSEonline編集部・女子チームが、お気に入りの器を披露! まだまだ初心者ではありますが、ぜひご参考に。お好みの器を少しずつ集めて、楽しんでみてください。 

かわいいものや、ちょっとひねりのあるデザインが好き

●アラビアのプレート

アラビアのプレート
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北欧好きなら知っている人も多いはず、フィンランドの陶器ブランド・アラビアのプレート。映画『かもめ食堂』でおにぎりをのせていたことでも有名なお皿です。お気に入りはブルーの26cm。そこそこ大きめのサイズですが、真ん中に料理をちょこっと盛るとしゃれ見えします。

焼き魚もナスのしぎ焼きも、パスタやカレーだって、和洋中どんな料理をのせても似合う万能選手。

●益子焼の小皿、豆皿

益子焼の小皿、豆皿

数年に一度、焼き物で有名な栃木県芳賀郡益子町に行って「益子焼」を仕入れてきます。写真の器はどちらも作家さんや路面店から買ったもの。手描きのチェックやお花の模様が1枚1枚違っているのが、いかにも「一期一会」っていう感じでうれしくなっちゃいます。

豆皿の方は少し深さがあるので、五目豆やヒジキ煮、お漬物を入れて小鉢として利用。

チェックの方はスイーツやチーズをのせています。

●作家ものの砂糖入れ、イノダコーヒのミルクピッチャー

作家ものの砂糖入れ

持ち手の犬がかわいい砂糖入れは、同じく益子で手に入れたもの。穴からスプーンの柄を出してフタができます。なぜか角砂糖を入れたくなる形。金平糖を入れても似合うかも。

ミルクピッチャーは京都の老舗コーヒー店、イノダコーヒにて購入。オリジナルのポットマークが入っています。イノダコーヒのお店の雰囲気が本当に好きで、コーヒーは得意ではないのにここのは飲めます。東京にも支店があるので行ってみたい。

●母がつくったティーセット

母がつくったティーセット

1枚のプレートをくるりと丸めて形づくったようなデザインのカップ、素朴な雰囲気でなかなかおしゃれでしょう?

これじつは、母が陶芸教室でつくったティーセットなんです。実家を出るときになかば押しつけられる形で譲り受けたのですが、けっこう気に入ってお客さんにも出しています。

お皿の余白部分にはお茶請けをのせて、気取らず一緒に出してしまいます。チョコやクッキーといったプチスイーツのほか、和菓子をのせてしまうことも。

■ESSE online編集部・ミユキ

実家に入り浸り、十数年磨いた料理の腕が錆びつきつつあるサブカルこじらせ女子。コンランショップの超特大皿やノリタケのキュートな平皿セットも紹介したかったのに、しまい込んでいて出せなかった。中村一義&サニーデイ・サービスのライブで号泣!

なかに入れたものが美しく映える、透明の器ふたつ

●ダンスクのボウル

ダンスクのボウル

お気に入りの食器は、ダンスクのボウル。アウトレットにて格安で購入しました。

フルーツを入れても、おつまみのナッツを入れても、冷たいうどんのめんつゆ用として活用しても様になり、ちょうどいいサイズなのがお気に入り。4個セットだったので、複数の来客などでもかなり使える感じです。

ダンスクのボウル

4個あるので、万が一割っちゃったとしても大丈夫。そんなふうに気持ちにゆとりもあり、バンバン使っています(笑)。ほら、フルーツ入りのボウル、様になりません?

●デリリウムのビアグラス

デリリウムのビアグラス

食器というよりこちらはグラスなのですが、ベルギービールのデリリウムのビアグラス。

トレードマークの像の彫刻がグラスの内側にあるので、炭酸飲料を注ぐとそこから泡立つような仕組みになっていて、これまたキュート!

ブリュッセルに行ったときグラスに一目ぼれしてすぐにネット検索。日本でも購入できることがわかったので、帰国してすぐにゲットした思い出のグラスです。

デリリウムのビアグラス

都内に数店舗あるデリリウム・カフェで購入できるかと思います。もちろん通販でも買えます。

■ESSEonline編集部・よねこ

エッセオンラインの人。時短メニューに興味津々。最近お皿ひとつで料理のあらがごまかせることを知って以来、ダイソーの食器を卒業し、お客さんにも出すことができる食器を買うようになりました。次に狙っている食器は木村硝子店のワイングラス。

小さいものはかわいい。和モダンな豆皿や中鉢を少しずつそろえていく

●amabroの豆皿シリーズ

amabroの豆皿シリーズ

ユニークな形と金箔の組み合わせが特徴的な、amabroの豆皿シリーズ「MAME」。結婚式の引き出物でもらって以来、日常的に活躍しています。

縁起のいいモチーフで、食卓に並べるだけで、パッと華やかになるのがお気に入り。さしちょことして使うことが多いですが、薬味をのせたり、ちょっとしたお菓子をのせることも。ほかの形も買いそろえていきたいです。

●波佐見焼の中鉢と、箸置き

波佐見焼の中鉢と、箸置き

波佐見焼の中鉢と、箸置きのセット。伝統的な文様が和モダン風にあしらわれています。端正なたたずまいが上品で、お正月の食卓にもぴったりでした。

波佐見焼は透明感のある白い色がきれいで、しかもお手頃価格なので、普段使いの食器にぴったり。今いちばんチェックしている産地です。

●フランス製のグラタン皿

フランス製のグラタン皿

こちらは友人から結婚祝いにいただいた、フランス製のグラタン皿。オーブン料理はもちろんですが、サラダやマリネなどをのせるのにもちょうどいいサイズです。

楕円形のお皿は、食卓に動きが出るし、おしゃれな雰囲気になるので重宝しています。

■ESSEonline編集部・M子

本誌とESSEonlineの編集を担当。30代に突入するのとほぼ同時に食器道に目覚め、最近は服よりコスメより食器を買うことが多いです。次に狙っているのは九谷焼の魚皿!

個性派ぞろいのESSEonline女子チーム。お気に入りの器にも、それぞれの好みが出ていましたね。

読者のみなさんが大切にしている食器はありますか? ぜひESSEのSNSをフォローの上、投稿に「

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<文・福村美由紀>