宝塚歌劇をこよなく愛するヘアメイクアップアーティストの山本浩未です。私、“TAKARZUKA”を知って人生が変わりました! そんなTAKARAZUKAのすばらしさをみなさまにお伝えするべく、観劇の感想や、今後の公演への期待を綴ります。すべては私の妄想、個人的な感想&意見でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
vol.21花組アクションステージ『MY HERO』
すべての画像を見る(全1枚)舞台は20世紀末のロサンゼルス。伝説的な特撮ドラマのヒーロー「MASK☆J」のスーツアクターとして活躍した父の背中を見て芸能界を志したノアは、下積み生活を経てトップ俳優の座に上り詰める。しかし、いつしか己を見失っていったノアは、放蕩生活の末にスキャンダルをおこし、事務所を解雇されてしまう。そんな彼がようやく手にした仕事は、顔出し禁止のスーツアクターとして、かつて父が務めた「MASK☆J」を演じるというものであった…。
HEROが教えてくれる“勇気”“諦めない心”、そして“愛”をテーマに、過去の栄光にしがみつき前に進めずにいた若者が人生に再チャレンジする姿を描き出します。
戦隊モノコスチュームの芹香斗亜さんと鳳月杏さんが嘘みたいにかっこいい!
宝塚は夢夢しいコスチュームがハマるので現代モノのときのビジュアルはちょっと心配、、なのでしたが、嘘みたいにカッコいい2.5次元の芹香斗亜と鳳月杏!丸顔ながら超絶スタイルの2人、戦隊モノコスチュームがとーてもお似合い
正義の味方に対する悪役スマイルカンパニーはヤッターマンのドロンジョ様的親子トリオ設定。こちらもメリハリ効かせた衣装とヘアメイクがgood。ナンセンスな笑いの中に社会問題がちゃんと描かれ、宝塚のエンターテイメントはホント幅広い!
【山本浩未】
宝塚をこよなく愛する乙女系ヘアメイクアップアーティスト。「生活者としてのキレイ」をテーマに活躍中。シンプルでわかりやすい美容理論を元にメイクアップ、コラムの執筆など連載を持ち、健康的で美しく暮らすライフスタイルが、世代を超えた女性に支持されている。近著に「おとな美人を作る「メイクの基本」」(宝島社刊)、「今治美肌タオル付き山本浩未のスチームON(おん)顔(がん)」(講談社刊)。「
きれいは力」(幻冬舎刊)、「
美人メイク基本の“き”」(宝島社刊)、「
同窓会で二番目にキレイになるには …」(小学館刊)など著書多数