ものを極限まで減らず「ミニマル」暮らしがはやっています。とはいえ、家族が多い人にとっては、「ものを捨てれば片づく!」などと説かれても、イマイチ説得力が…。

 いえいえ、大丈夫!ミニマルまでいかなくたって、片づく部屋づくりはできますよ!インテリア共有サイト・

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でも人気の“散らからない家”を実践するm_m_homeさんのお宅を例に“実証”してみせましょう!

家族に片づけてもらえる家をつくる
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家族に片づけてもらえる家をつくる

 モノトーンのインテリアですっきりとした印象のm_m_homeさんのお宅。まだ小さな女の子がふたりいるとはとても思えないほど、きれいな状態がキープされています。「散らからない家の極意は、“家族の片づけてもらえる家をつくること”だと思っています」とm_m_homeさん。日頃から実践しているという、簡単にマネできる3つのコツを教えてくれました。

●コツ1 収納ケースは“同じものばかり”をそろえる

収納ケースは“同じものばかり”をそろえる

 どの収納扉をあけても、収納ケースがぴったりと並んでいて、整然としています。「片づけはまず、“収納ケースをそろえること”から始まります。見た目もすっきりするし、使い道がないあきスペースできづらくなりますよ」。そろえたケースにあき箱ができても、気にする必要はなし。「あえて開けておけば、家に新しくものが増えたとき、家族がそこに入れることができます」。つまり、置き場がないことが原因による“ほったらかし”が減るのだそう。

からのままにしておくのもアリ
からのままにしておくのもアリ

●コツ2 必ずラベリングする

必ずラベリングする
シンプルな箱を、ラベルでかわいく!

 ケースをそろえると見た目にすっきりするのですが、中身が見えないのでどこに何があるかわからなくなってしまいます。そこで欠かせないのがラベリング。「ケースにラベルをはることで、私も家族も“ここに戻すんだ”と意識ができます。それに、シンプルなケースにラベルをはると、少しかわいくなるのもポイント。自分でつくったり、ネットショップで好みのラベルを探したりするのも楽しいです」。ラベルは見やすい位置に。低い箱には上面、目線と同じ高さの箱なら正面に。

床に近い箱には、ラベルを上面に
床に近い箱には、ラベルを上面に

●コツ3 子どものものを入れる箱は共有にしない!置き場は低い位置に!

子どものものを入れる箱は共有にしない!

 片づけても散らかる原因は、家族みんなに「どこに戻すか」が伝わっていないから。そこで、とくに片づけの苦手な小さな子どもには専用の「自分ボックス」を用意して。できるだけ大きくて軽いものがオススメ。ポイポイと入れるだけでOKなら、子どもにも簡単です。「自分ボックスの定位置は低いところが◎。自分の背で届く場所なら、自分で自分の荷物を管理してくれるようになるでしょう」。

【m_m_homeさん】

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RoomClip Style vol.5

』(扶桑社刊)にも登場し、自然に片づく家を披露している