ケース2）ママ友への謝罪の手紙
幼稚園のバザーの打ち合わせを、仕事の都合で急きょ欠席してしまいました。イベントリーダーの渡辺さんへの、お詫びの手紙を書いてみましょう。
＜ここがポイント！＞
・自分だけを正当化しない
仕事や家族の都合で、自分の意に反して都合がつかなくなることは、誰にでもあります。だからといって、それを正当化して、自分を守ろうとしてしまっては×。
「みなさんも、お忙しい中お集まりになられているのにと思うと、心苦しい限りです」と、周りの方たちへの配慮を言葉にしましょう。
・未来へつながる言葉で締める
信頼回復のため、これから自分にできることを書きましょう。また、「今後ともよろしくお願いします」「これに懲りず、引き続き仲良くしていただけたら嬉しいです」など、未来へつながる言葉を添えましょう。読後の印象がよくなります。
最後に、お詫びの手紙は、相手と直接会うことを避けるためのツールではありません。こちらの「お詫びしたい」という誠意ある気持ちを伝えるためのものです。手紙だけで終わらせず、あわせて電話をしたり、直接会いに行って、きちんと謝る行動がとれたら、大人の女性として素敵ですよね。
【青木多香子さん】
（社）手紙文化振興協会認定・手紙の書き方コンサルタント。「人を癒し、励まし、幸せにする」手紙を広めるために雑誌、書籍、セミナーなどで活動。ブログ「
手紙、おくります。」
