忙しい50代。たまには時間をつくって、家事や子育てを忘れて夫婦で旅行をしてみませんか?
ESSEonlineで活躍しているライフオーガナイザー・下村志保美さんが、夫婦で青森を旅行。星野リゾート 青森屋でゆったり過ごした大人旅の様子をレポートしてくれました。

夫婦ふたりでゆったり過ごす。ホテルステイが中心の大人旅

これまでは旅行といえば家族旅行。まず子どもが楽しめるか、子どもと楽しめるかが旅先を選ぶポイントでした。
しかし娘が成人し子育てがひと段落した今、家族旅行=夫婦旅に。

今回は、夫婦で楽しむことを存分に意識して、星野リゾート 青森屋での旅を楽しんできました。

●馬車や縁日体験

リンゴ馬車

ホテルに到着後、まず馬車に乗って公園内を散策。かわいいお馬さんのポクポクという足音と心地よい揺れに身を任せ、池の周りを一周しました。

旬のリンゴ

馬車の中には旬のリンゴが用意されていて、食べながら馬車を楽しむことができます。

こちらのホテルでは「馬事業部」があり、お馬さんたちも社員とのこと。馬を引くスタッフの方の馬たちへの愛情が伝わってきて、温かな気持ちになれました。

リンゴの形をした灯篭

1Fにあるじゃわめぐ広場にはリンゴの形をした灯篭が並び、まるでお祭りの縁日のよう。

リンゴガチャ

リンゴジュースが出る蛇口は単純に楽しく(もちろんジュースもおいしい)、リンゴガチャガチャは外れなしで、どのリンゴが出てくるかはお楽しみ。

ホタテ釣り

ホタテ釣りは思ったより難しかったけど夢中になれるし、釣れたときは子どものようにはしゃいでしまいました。

到着した日はあいにくの雨でしたが、雨天であっても寒い日でも馬車やこの広場も楽しめます。お天気を選べない旅行客には大きな安心ポイントだと思いました。

●きみがらミニぞうりづくり

きみがらミニぞうりづくり

12月から始まるアクティビティ「きみがらミニぞうりづくり」を少しだけ体験しました。

馬車を引いたりお客様をお出迎えしたり、「社員」として働いている馬たちとホテルのスタッフが畑を耕しトウモロコシを育てています。その実は馬の飼料にし、そして皮はぞうりづくりの製作に活用する、資源循環を再現する「きみがらプロジェクト」の一環なんです。

生活に必要なものは大量生産されたものをお店やネットでポチッと購入することが当たり前な私たちですが、このぞうりづくり体験を通じて、ものをつくり循環させるという本来の暮らしのあるべき姿を知りました。

ミニぞうりを仕上げていきます

さてそんな話を伺いながら、せっせと夫婦それぞれ手を動かしながらミニぞうりを仕上げていきます。程よく集中しながら手を動かしていく作業は出来栄えのよしあしに関わらず、楽しい作業でした。

今まであれば「娘の自由研究に使えるかな」「工作の宿題になるかな」なんてそちらに思考が向いていたなぁ、なんてちょっと苦笑い。子どもの付き添いではなく自分が体験するというのは、実は20年ぶりかもしれません。

●おいしいものをおいしいだけいただく

夕食や朝食は、ホテル公園内のにある古民家レストラン「南部曲屋」でいただきました。

地元の食材をふんだんに取り入れた懐石料理

地元にゆかりのある食材をふんだんに取り入れた会席料理はおいしく、大人の胃袋にも優しい量。

大人の食事

ビュッフェスタイルの食事も楽しくて大好きですが、ついつい食べ過ぎて苦しくなってしまうのが難点。会席料理はお酒を楽しみつつも程よくおなかが満たされて、「大人の食事」を実感できます。

●大人の空間・八幡馬ラウンジ

南部曲屋の夕食を楽しんだ後は、同じく公園内にある八幡馬ラウンジへ。

八幡馬ラウンジ

こちらは予約制のラウンジです。webサイトの写真を見ると昼間も開放的な景色が楽しめる空間のようですが、夜はスタイリッシュな和モダンなバーのようです。

地酒で乾杯

夫婦二人、静かに地酒で乾杯しました。

●半露天風呂つきの部屋でゆったり過ごす

お部屋

お部屋は落ち着いた色味、くつろげる掘りごたつ風のテーブル、ゆったりとしたツインのベッド。

のんびりと過ごすための部屋ではありますが50代夫婦、まだまだ現役で働いているのでパソコンを開く時間もありました。ですがそれもまた今の時代ならでは。仕事と旅を両立できるというのもまたメリットです。

半露天風呂

今回の夫婦二人旅では、半露天風呂のついたお部屋に滞在しました。

もちろん立派な大浴場があるお宿ですが、部屋にお風呂があると、早朝でも深夜でも気軽に温泉を楽しむことができます。ちょっとしたことですが、とても贅沢な気分が味わえました。

●もう一度、夫婦二人で歩む旅

子ども連れの今までの旅と今回の夫婦二人旅、大きく違うのは

・自分たちの写真をたくさん撮ったこと。
・自分たちが積極的にアクティビティに参加したこと。
・自分たちの好みの食事を選び、好きなように温泉を楽しんだこと。

もちろん滞在したホテルではたくさん親子連れを見かけましたし、私たちが体験した同じアクティビティを親子連れはまた違った形で楽しんでいました。子どもの笑顔が親の幸せ、そんな時期もあって当然。ですが子どもは育ち、いつかは夫婦二人に戻ります。

子ども連れ楽しんでいる若い家族を懐かしい思いで見ながら、子育てを卒業した50代夫婦の二人旅を通じてこの先、二人での人生を楽しむことを改めて考える旅になりました。

星野リゾート 青森屋

※移動時にはなるべく三密を避けてください。体調不良が疑われる場合は移動を控えてください。

◆ほかの星野リゾートの記事を読む!

76歳の母と二人旅。星野リゾート 奥入瀬渓流ホテルでタコの「道具汁」をいただく

主婦業のかたわらエッセイストとしても活動する若松美穂さんが、楽しく、豊かに暮らすためのさまざまな工夫をつづります。
今回は、青森県・奥入瀬旅の母娘二人旅の様子をレポートしてくれました。仕事で忙しかった割に、海外旅行も国内旅行も楽しんだ母。「もう一度どこかにと言われたら、奥入瀬に行ってみたいわね~」が口癖でした。そんな母の願いが叶い、今回二人で訪れたのは、「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」。紅葉には早い時期でしたが、日中は上着が1枚あれば、心地よく過ごすことができるいい季節。ホテル内は、自然になじんだ外観とひと味違う重厚な趣があります。思わず声をあげたのは岡本太郎作の大暖炉【東館:森の神話・西館:河神(遺作)】。その奥の大きな、大きな窓からは緑の木々を額で縁取ったように見えます。ホテルでのんびり過ごすことが大好きな私は、ここでコーヒー片手に、のんびりと会話や読書をして過ごすのもいいな~と。お部屋に入る前に私たちが楽しんだのは、360度奥入瀬の絶景を眺めることができる、開放感抜群の「渓流オープンバスツアー」(要予約)。母は帰宅後も「あれはよかったわね~♪」と。初めての私も、丁寧な説明を伺うことで、奥入瀬通になったような気持ちになりました。杖をついているご年配の方も参加されていて、十和田湖までの14キロ、歩くだけではない楽しみ方があることを知りました(要予約)。今回宿泊させていただいたのは、「渓流ツインルーム 半露天風呂付」のお部屋。すぐ脇を渓流が流れています。窓から景色を楽しむことができるよう、大きなソファがうれしい。片道4時間半の長旅に、母はソファにもたれると心地よさから間もなくウトウト(笑)窓をあけると、澄んだ風が入ってきました。うれしかったのは、お風呂の窓も全開になるところ。渓流の景色を存分に楽しむことのできる半露天風呂でした。風呂好きとしては、滞在中何度でも“天然”の温泉を満喫でき、なんとも贅沢なお部屋です。母曰く、祖母が年を重ねてから、旅先でお風呂に連れていくことが大変になったのだと。「こんなお風呂つきのお部屋を取ったら、とても喜んだのよ」と、思い出話にも花が咲きました。夕食はビュッフェもありますが、青森と奥入瀬渓流ホテルをさらに楽しむのであれば、フレンチレストラン「Sonore(ソノール)」での時間がおすすめです。夕食にしては、やや早い時間にレストランへ…とのことだったのですが、その理由を知り、驚きました。レストランの扉を開けると大きな木のオブジェが。「なに? なに?」。気持ちが高まります。さらに奥の扉を開けると、渓流沿いの素敵なテラスにご案内いただきました。陽が落ち、渓流とほのかな明かりの組み合わせも魅力的。じつはこちら、夕食の前に渓流沿いのすてきなテラスで、アペリティフと飲み物を楽しんだ後、メインダイニングのコースに移動するのです。防寒用に、ロング丈のダウンコートを貸して下さる配慮も、とてもありがたかった(寒さでこちらの利用は難しい時期もあるとのこと、お問い合わせくださいませ)。星野リゾートさんは、いくつか伺ったことがありますが、どこも個性的。私感動して、旅好きの家族LINEに、すぐに写真を送りました。「見て、この雰囲気を! みんなも来た方がいいよ~」と。お夕食は9品。素材だけが書かれたメニューに、なにがどう出てくるのか、楽しみでしかありません。盛りつけ・お皿・後乗せ・後がけのパフォーマンスも楽しく、マグロやサバなど食材は食べ慣れたものですが、工夫が多く、一つ一つが手の込んだお料理。マグロと重ねて出てきた、ナスのソルベは初めていただきました。コチと生のピーナツの組み合わせもおもしろい。ホタテは蒸し物になって、上にトリュフソースが塗られ、さらにたくさんの花びらのような薄切りのトリュフで覆われていました。Wトリュフを満喫。名前から興味をそそられたのは、「道具汁」。出身の宮城県では、アワビのワタやイカの肝はいただきますが、タコの肝を使った料理は初めて。しかも名前のイメージを覆す、繊細でかわいらしいお料理。お魚料理はヒラメ。とても分厚くて、もとの大きさはどれくらいですか? と伺ったくらいです。想像以上でびっくり! 料理長さんが滋賀県の方のようで、お肉は滋賀から良質のお肉を。メニューに、「牛・菊」と書いてあって、食用菊は想像できましたが、さらに菊芋を使っていて、こちらもW菊の取り合わせ。楽しい~♪口直しのシャーベットはブドウとミョウガですって。シャーベットにミョウガ…初です。デザートは大好きなピスタチオのアイスクリームに加え、イチジクの中にチョコレートが入って焼かれています。割るとフォンダンショコラのように、トロリとチョコレートが。最後は、ご当地南部煎餅に見立てたフィナンシェとコーヒーやハーブティ。こちらの夕食のさらなる楽しみは、ワインのペアリング。料理9品に対してデザートワインまで含め7種のワインを楽しませていただきました。どれもピッタリで、個人的には、トリュフや道具汁に合わせて選んで下った、樽の香りが楽しめる「ヴァン・ジョーヌ シャトー・シャロン」が、とても印象に残っています。※時期により、内容、食材の産地が異なる場合があります。初日最後の楽しみは、大きな窓に映像を映しだし、奥入瀬について説明して下さる「森の学校」です。バスツアーで聞き流したところや、翌日の散策で役に立つ情報がホテル内で、しかも湯上りの格好で楽しむことができます。もちろん、お部屋でもう一度お風呂を楽しんでから、ぐっすり眠りました。旅行記は、次回に続きます。※移動時にはなるべく三密を避けてください。体調不良が疑われる場合は移動を控えてください。お金をかけずにセンスと工夫でおしゃれに暮らすカリスマ主婦読者として、生活情報誌『ESSE』や『サンキュ!』などで紹介され人気者に。2011年、心理カウンセラーの資格を取得。主婦業のかたわら、エッセイストとしての執筆活動のほか、講演、各メディアへの出演など多方面で活躍。夫と娘2人、母親の5人家族。埼玉県在住。公式サイト「」にて最新情報を更新中

76歳の母と非日常を楽しむ星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル。キッシュの朝食に森の散策…

主婦業のかたわらエッセイストとしても活動する若松美穂さんが、楽しく、豊かに暮らすためのさまざまな工夫をつづります。、青森県・奥入瀬旅の母娘二人旅の様子をレポートしてくれました。76歳母との母子二人旅。2日目の朝はAM5時、館内にある「渓流露天風呂」からのスタートです。サービスのアイスキャンディーをいただき、お部屋で室内風呂も楽しみました。楽しい朝です!朝食は渓流を前に、再度、テラスで楽しみます(要予約)。紅葉前でも、青森は寒かったです~。ダウンのほかにひざ掛けも用意されておりました(笑)。運んでいただいたのは木製のピクニックバッグ。すてき~!パン3種にキッシュ・温かいミネストローネとボリューム満点です。母と私のお気に入りは、サラダ2種とフルーツマリネ・グラノーラ! 完食したいくらいおいしかったのですが、二人でひとつで、充分でした。2日目のメインイベントは、ネイチャーガイドと、奥入瀬の散策です(4~11月)。とっても楽しかったです!! ざっくり遠くから見るだけではなく、ルーペを持ち、コケなどの細かい部分まで、丁寧に説明して下さいました。母にブーツをすすめた割に、私はかなりの軽装&楽靴で出かけたのですが(写真右下)。前日も当日もお天気がよく問題なし。イザとなれば、長靴などお借りすることも可能です。奥入瀬の魅力は、川の流れだけではないのです。桂の木の葉はキャラメルの香り!左下の黒いなにか? は、一瞬なにかわからないのですけれど、よ~く見ると、小さな白いキノコが(右下)。キノコの裏側もルーペで見てみます!母と「奥入瀬愛を感じるね」と。私たちも知識を深め、どんどん奥入瀬が愛おしくなっていきます。子どもたちが小さいときに連れてきたかったな~。きっと理科の授業の何倍もおもしろいはず! 胞子が飛んでいるのも、生で見ることができるのですもの。コケに覆われた木を触ってみたら、ふっかふかでビックリ!(左下)。「このコケは、木の上から滑って落ちてきたものですよ(右下)」と。母はお部屋に用意してあったルーペで「どれどれ」と観察。楽しかったな~。渓流散策や、渓流オープンバスツアー、こけ玉作り以外に、もう一つ私たちが楽しんだのが、「奥入瀬ランプ制作体験」です。こちらのホテル、楽しいことが色々ありまして。ひょうたんに千枚通しで穴をあけ、光を通すと模様ができるのです。76歳の母も力を必要とせず穴があき、本人もビックリ!! 物作成が得意な彼女は、鉛筆で下書きをし、クローバーやハートをバランスよく配置。一方の私は、HP名「いまとみらいのへや」の文字とお花を無計画にあけて「あなたすごいわね」と言われました(笑)帰りには、十和田で青森のB級グルメ「バラ焼き」をいただき大満足で帰宅しました。お金をかけずにセンスと工夫でおしゃれに暮らすカリスマ主婦読者として、生活情報誌『ESSE』や『サンキュ!』などで紹介され人気者に。2011年、心理カウンセラーの資格を取得。主婦業のかたわら、エッセイストとしての執筆活動のほか、講演、各メディアへの出演など多方面で活躍。夫と娘2人、母親の5人家族。埼玉県在住。公式サイト「」にて最新情報を更新中
50代からの毎日を応援する記事多数! 「これからの暮らし by ESSEonline」はこちら