年をとって、だんだん髪にボリュームがなくなってきた、薄毛が気になる…。髪は見た目の印象にも影響を与える大切な部分です。正しい知識をもって日頃のヘアケア&スタイリング方法を見直すことで、薄毛予防につなげましょう。

ここでは、女性の髪事情に詳しい、ウィメンズヘルスクリニック東京院長の浜中聡子先生に、正しいシャンプーの方法を伺いました。

加齢を感じる髪に…正しいシャンプーの仕方

「髪は見た目の印象に大きく影響するので、ボリュームがなくなると老けた印象につながりかねません。まずは、お手入れ方法や生活習慣の改善が大事です」という浜中先生。30代くらいから始まる髪質の変化を見逃さず、正しいケアをすれば、年齢にかかわらず、改善が期待できるといいます。

「頭皮・頭髪を清潔な状態にしましょう。頭皮を優しく洗い、すすぎはしっかり丁寧に、を心がけて」

【1】髪のもつれをほぐして予洗いする

予洗い
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手グシやブラシで髪のもつれをとったあと、髪や頭皮全体をぬるま湯で流し、湿らせると同時にホコリや汚れを落としておく。

【2】シャンプーを泡立てる

シャンプーを泡立てる

適量のシャンプーを手にとり、頭皮や髪への刺激を和らげるため手のひらである程度泡立ててから塗布する。

【3】頭皮をマッサージするように洗う

頭皮をマッサージするように洗う

指の腹で頭皮をマッサージするように優しく洗う。衿足→頭頂部→耳の周り→側頭部→生え際の順に頭皮&髪をまんべんなく洗う。

【4】シャワーでよくすすぐ

シャワーでよくすすぐ

ぬめりがなくなるまで丁寧にすすぐ。頭を下に向け、髪の流れに逆らうようにシャワーを当てると髪の内側や頭皮まで効率よくすすげる。

【5】ためすすぎをする

ためすすぎ

頭皮のすすぎ残しを防ぐため、シャワーのお湯を手のひらにためて髪を浸しながらすすいだり、洗面器にお湯をため、その中ですすぐ。

【6】コンディショナーやトリートメントで保湿

保湿

髪の状態に合わせ、コンディショナーやトリートメントをつけて保湿する。すすぎはシャンプーと同様に、ぬめりがなくまるまでしっかりと行う。

今日から上記のポイントに気をつけてシャンプーしてみてくださいね!