日々進化をとげている100円グッズ。今や使い方次第で、おしゃれなインテリアにもなります。
ESSE編集部では、オリジナリティーあふれるインテリアを満喫している、DIY達人の安川美樹さんを取材。
安川さんのお宅は一見すると、どこに100円グッズが? と思うほどすてきにまとまっていますが、じつは家じゅういたるところで活用しています。
たとえばこちらのワークコーナーは、白を基調に黒やブリキをポイントにし、ハードなテイストをプラスした男前な空間。
このなかにも100円グッズが多数使われているというから驚きです。
具体的な使い方と、100円グッズを選ぶ際のコツを伺いました。
100円グッズも選び方次第でおしゃれなインテリアを実現
「100円グッズは実用的なものからおしゃれなものまでなんでもそろうので、適材適所で使い分けています。選ぶ基準は、デザイン。シンプルで統一感のあるものを吟味すれば、インテリアや家具にも違和感なくなじんでくれるんです」と話す安川さん。
とくに重視するのは、色と素材。
「インテリアとして見せたいものは、黒や茶、シルバーなど落ち着いた色や、麻や木、アイアンなどの素材感のあるものを選ぶのがルールです」
●100円アイテムを駆使して文房具を使いやすく整頓
事務用品の整理に威力を発揮。ワイヤーカゴと、引き出しの上に置かれた木製ラック、ネームプレートが100円グッズです。
ワイヤーカゴはレターラックに、木製ラックはメモなどの整理に、ネームプレートで小引き出しの中をわかりやすく工夫。
木製ラックは同じものを2つ並べているのもポイント。
「同じシリーズでそろえれば、統一感が出せます」
黒い厚紙にホワイトペンでアイテム名を書き、ネームプレートに差し込んだだけ。
おしゃれでひと目でわかる目印になりました。
●ワイヤーカゴに掃除グッズをひとまとめ
ワイヤーカゴは、デザイン、サイズともお気に入りの一品。家のあちこちで使っています。
除菌スプレーや除菌シートも透明な容器に入れ替え、生活感を排除。
●麻袋を入れてリモコンを目隠し
リビングにもワイヤーカゴが。「カゴだけだと、表からリモコンが丸見えで無骨。麻袋を中に入れて、さりげなく隠しました」。
ナチュラルな素材感で、インテリアにもうまくなじませています。
●カゴをボックスで仕きってコスメを取り出しやすく
フタつきカゴの中を100円グッズの小さなボックスで仕きり、便利なコスメボックスに。
「ペンやブラシなどの道具が立ててしまえるので、上から見たときに一目瞭然。サッと取り出せます」
●浅いカゴに充電用コードをまとめてソファの下にイン
「ソファに座りながらケータイの充電をするので、近い場所にコードの定位置をつくりました」
浅いカゴをトレー代わりに使えば、足元からするする出し入れできて便利!