大きな室内窓のおかげで寝室まで明るく
すべての画像を見る(全13枚)「なるべく大きくしたかった」(夫)というリビングの室内窓。テレビの大きさやリビングからの見え方をしっかり計算して設計されています。リビングドアのアイアンフレームとシンクロするように、木をマットブラックに塗装したフレームを採用。
コンパクトな寝室ですが、室内窓のおかげで圧迫感はありません。朝の光もしっかり差し込む、気持ちのいい空間になりました。
玄関土間と水回りにもとびきりのこだわりを
キャンプグッズのほか、自転車や釣り道具などがびっしりと並ぶ玄関土間。キャンプは夫婦共通の趣味で、賃貸マンションに住んでいた頃は、収納に困っていたそう。今はゆったりとした玄関土間を設けたことで、その悩みも解決しました。
「洗面とトイレだけはリビングと少し違うテイストで遊びを入れたい」と妻がリクエストして生まれた洗面室。グレイッシュなグリーンに塗装した壁、テラゾータイル、丸いミラーにランプと、こだわりをぎゅっと詰め込みました。
丸いミラーの両脇に縦長のリネストラ(直管形)ランプ、という夫のこだわりの組み合わせも実現。
洗面はどこか懐かしい雰囲気があるリサイクル素材のテラゾータイルに、壁出しの水栓を組み合わせています。
トイレのモザイクタイルはオリジナルのデザイン。一度全面に白タイルを貼ってから、模様となる部分をはがして黒タイルを施工しました。
当初は「パッケージになったリノベーションに少し手を加えるくらい」と想像していた、というNさん夫妻ですが、すべて終わってみれば「結局、ほとんどオーダーメイド」だったと振り返ります。リノベーションの依頼先である、リノベ不動産のデザイナーと二人三脚でつくりあげた住まいは、Nさん夫妻が思い描いた通りの空間になったようです。