段ボールを使って、便利でおしゃれなキャスター付き収納ボックスをつくってみましょう。段ボールならではの収納力に、キャスターの機能性をプラスしたスタイリッシュな収納ボックスを、わずか300円の材料費でつくることができるんです。ハンドメイド雑貨やインテリアに関する著書もあるpinkoさんに教えてもらいました。
すべての画像を見る(全9枚)材料は段ボールと100円ショップのアイテムだけ
ブラック×オールドブラウンのツートーンカラーがとってもおしゃれな収納ボックス。たっぷり入るオープン収納の手軽さに加え、片手で押すだけのスムーズな移動性を兼ね備えた実用性抜群のアイテムです。
材料として使うのがこちらのアイテム。
- 段ボール箱
- 桐まな板(35×22×1.2㎝)
- 角型花台キャスター付
以上の3つを使います。桐まな板はキャンドゥで、キャスター付きの角型花台はダイソーで揃えました。「角型花台キャスター付」はダイソーの200円商品で、19㎝角と22㎝角のものがありますが、今回は19㎝角のものを選びました。
3ステップであっという間に完成!
本格的な収納ボックスですが、つくり方は至って簡単!わずか数分でつくることができます。
ステップ1 材料をペイントする
材料となる段ボールと桐まな板をペイントします。
段ボールは「ミルクペイント(インクブラック)」という水性塗料で全面を黒く塗り、桐まな板は「オールドウッドワックス ウォーターベースコート(チーク)」というステイン塗料でブラウンにペイントしてみました。
さらにお好みでラベルやシールなどを段ボールに貼れば、よりプロダクト感のある作品に仕上がります。
ステップ2 まな板に花台を固定する
桐まな板の真ん中に花台を置き、ステップルを打ち込んで固定します。
ステップルというのは、電線を木材に配線するときに使う「コの字型の釘」のようなもので、ホームセンターで200円(40~50個入)程度で売られています。
ワイヤー素材を木材に固定したいときにも使える、あると便利なアイテムです。
花台の4辺に数個ずつステップルを打ち込み、まな板と花台が動かないようしっかりと固定します。これで収納ボックスの台座部分ができあがりました。
ステップ3 台座と段ボールを固定する
台座の上に接着剤で段ボールを固定すれば完成。今回は桐まな板の大きさとぴったりサイズの段ボールを用意したので、見た目もジャストフィット。
段ボールは果物用のものを使うと、丈夫でしっかりしているのでオススメです。
ラフな収納をストレスなく楽しめる
花台の耐荷重量はなんと20kg!衣類やタオルといった布モノはもちろん、雑誌や書籍のような重量のあるものの収納も難なくこなします。
キャスター付きなので、ボックスを持ち上げなくてもスッとラクに移動することができます。
部屋の隅に寄せておけば、空間イメージもスッキリまとまります。フタのないオープン収納なので、ものの出し入れもラクラク。ラフな収納をストレスなく楽しめる実用性抜群の収納ボックスです。
段ボールと100円ショップのアイテムを組み合わせてるつくる「キャスター付き収納ボックス」。わずか300円の材料費で、あっという間に本格的な収納アイテムをつくることができました。みなさんもぜひつくってみてください!
●教えてくれた人/pinkoさん
「お金をかけないインテリア」をモットーに、家具や雑貨をDIYし、自分スタイルのナチュラル賃貸マンションライフを楽しんでいる。 『かんたんDIYでつくるおもてなしインテリア』(扶桑社刊)等、 ハンドメイドやインテリアに関する著書もある