口が広く荷物を出し入れやすいトートバッグやカゴバッグ。買い物や外出時に便利なアイテムですが、小物がバッグの中で迷子になったりしませんか?もしバッグの内側にポケットがあれば、小物もすぐに取り出せ落下や紛失の心配もなくなります。この問題、整理収納アドバイザー2級のKumikoさんは、100均で手に入るファスナーケースや巾着袋を使って、インナーバッグを付けて解決しているそう。簡単にできるという、そのアイデアを教えてもらいました。
すべての画像を見る(全10枚)100均のファスナーケースと大きめの安全ピン1つあれば完成
ふだん使いのトートバッグは使い勝手のよさが肝心。内側にポケットがないから不便という理由で、気に入ったバッグを見つけても購入に至らないケースもあります。
内側にポケットのないバッグは、自分でインナーポケットを取付ければいいんです。
用意するのは、100均で手に入るファスナーケースと大きめの安全ピン。
ファスナーケースの素材はメッシュがおすすめ。理由は軽量で中身が見えやすく、安全ピンの針を通しやすいからです。
取付け方はファスナーケースの上部真ん中あたりに安全ピンを刺し、トートバッグの持ち手の間に留めるだけ。たったこれだけでインナーポケットの完成です。
ポイントは安全ピンの留め方。たいていのトートバッグの口のフチは、三つ折りになっているので、トートバッグ内側の布に安全ピンを刺すと外側からピンが見えません。
画像は普段使いのトートバッグ。筆者はインナーポケットに鍵、財布、携帯用消毒液やコスメを入れています。
デメリットとしては、インナーポケットに入れた小物の重さでトートバッグが下がってしまいますが、持ち歩いている分にはさほど気になりません。
クリーニングバッグにもインナーポケットがあると超便利
クリーニング店へ行くと、アパレルやインテリアショップでもらうプラスチック製のビックサイズのトートバッグを利用している方を見かけます。
手持ちのバッグにポケットが付いていなければ、ぜひクリーニングバッグにもインナーポケットをつくりましょう。
インナーポケットにクリーニング店の会員証、ハンガー返却ポイントカード、受取票を入れると持ち忘れを防止できます。さらに、それまで財布に保管していたカード類をクリーニング関連というくくりでバッグに保管することで、財布の中がとてもスッキリします。
カゴバッグには巾着を付けると、中身が見えずに使い勝手抜群
夏に出番の多いカゴバッグは、インナーポケットなどが付いていない事が多いので、こちらもひと工夫します。
小物が入るサイズの巾着の底を安全ピンで留めて完成です。
見せたくないものを隠してくれるうえに、落下防止にもつながります。
カゴバッグにもメッシュケースを取り付けてもOKなので、持ち物の量や使い勝手に合わせて調整してください。
安全ピンを使えば、取外しや付替えも簡単。ちょっとしたカスタマイズで買い物や外出がスムーズになります。
すぐできるプチDIY、ぜひ試してください。