100均の木製トレイを使って、人気の「ミリタリーボックス」をDIYします。カーキやグリーンといったイメージカラーや、ほどよいジャンク感で男女を問わず人気のミリタリースタイル。中でもミリタリーボックスは定番の人気アイテムです。そこで今回は、100均の木製トレイを使っておしゃれな「ミリタリーボックス」を作ってみようと思います。
目次:
100均の木製トレイを使って「ミリタリーボックス」を作ろう!「ミリタリーボックス」のDIYのために準備するもの3つ 塗装がポイント!3ステップでできるDIY術「ミリタリーボックス」をレイアウトしてみよう100均の木製トレイを使って「ミリタリーボックス」を作ろう!
インテリアディスプレイにも活躍するおしゃれな“フタ付きボックス”は、収納も兼ねた実用アイテム。
コーナーにミリタリーカラーの小物を取り入れるだけで、空間がグッとおしゃれな印象になります。
すべての画像を見る(全14枚)オープンボックスで中に小物をあしらったディスプレイはもちろん、フタを閉じてボックスそのものをレイアウトしても素敵です。
小物の収納ボックスとしても十分使えそうですね!
「ミリタリーボックス」のDIYのために準備するもの3つ
準備するのは、以下の3つになります。
- 木製トレイ×3
- 留め金具
- 蝶番×2セット
すべて100円ショップで揃えることができるので、わずか数百円の材料費で作ることができます。
塗装がポイント!3ステップでできるDIY術
ポイントは「塗装」。
リアルなミリタリー感をペイントで表現してみましょう。
ステップ1.3つの木製トレイを加工しボックス本体を作る
木製トレイ1つの底板をはずします。
やり方は簡単です。
まず、底板と木枠との間にカッターの刃を差し込みながら切り離します。
ある程度切り込みが入ったらトレイの内側から指で底板を押し出せばうまくはずすことができます。
木枠の断面をカッターで削り、表面を平らに整えておきましょう。
底を抜いた木枠をトレイの上に重ねて接着します。
接着面には隙間や溝ができていますので、木工パテを使って埋めておきます。
これで高さが2倍になったトレイができました。
ステップ2.ミリタリーペイントを施す
残り1つの木製トレイも含め、すべてのトレイを水性ウッドステインで下塗りします。
下塗りがしっかり乾いたら、水で薄く溶いた黒色のアクリル塗料を上から落とし「汚し加工」を加えます。
トレイの内側とフチ以外の部分をグリーンの塗料で塗り上げます。
次にステイン塗料をスポンジに染みこませ、上からポンポンと軽く叩くようにのせていきます。
すぐにティッシュで押さえるように拭き取り、アンティークな汚れ感を加えます。
留め具や蝶番も同様のペイントを施します。
グリーンの上からステイン塗料を上塗りすることによって、古びた味わいのアンティーク感を表現することができました。
ステップ3.金具を取り付けグラフィックを入れる
トレイを閉じるような形で重ね、留め具と蝶番を使ってボックス型に固定します。
これでミリタリーボックス本体が完成しました。
ここでもう一工夫。
さらにリアルなミリタリー感を演出するために、転写シールを使ってグラフィックを入れます。
印字面をところどころカッターで削り、ダメージ加工を施します。
適度な経年感のある雰囲気に削るのがポイント。
うまく削ることができたら、さらにステイン塗料を染みこませたスポンジで印字面に汚し加工を入れ、使い込まれたようなテイストを表現します。
これでミリタリーボックスの完成です!
まるで本物のミリタリーボックスようなリアルな質感をペイントで表現することができました。
「ミリタリーボックス」をレイアウトしてみよう
無造作に小物を投げ入れて、アトリエ風のディスプレイコーナーを作ってみても。
くすんだグリーンとアンティークブラウンの掛け合わせが、ヴィンテージ感溢れるおしゃれな空間を演出してくれます。
メンズライクなミリタリーボックスはハードな印象にならないよう、ドライフラワーやリボンといった、あえて女性的なアイテムと組み合わせるのがオススメ。
相反するテイストの相乗効果で、より洗練された印象に魅せてくれます。
いかがでしたか?
人気のミリタリーボックスも100均アイテムを組み合わせるだけで作ることができました。
ポイントはなんといっても「ペイント」。
じっくりと丁寧にペイントすることで、ここまでリアルな質感を表現することができるんです。
皆さんもぜひペイントを楽しんでみてください!