オーブンの天板って、どこに置いていますか?棚の中にしまうにしても大きいですし、使うときに物をかき分けて天板を取り出す、なんてことありませんか?そこで思い出したのがセリアのアイアンバー。セリアのアイアンバーだけでできる、オーブンの天板置き場をDIYをご紹介します。
セリアのアイアンバーでつくるオーブンの天板置き場【事前チェック編】
我が家の天板は、直接オーブンの上に置いちゃっていました。実はこれ、NGです。
熱を逃がすために少しだけ、隙間を開けておかなければなりません。
でも、しまうのが面倒で、ついつい出しっぱなしにしてしまうんですよね。
収納場所として目をつけたのは、オーブンの上部にある隙間。大体25cmはあります。
いくら放熱のためとはいえ、こんなにスペースは必要ないはずです。
隙間があるから物を置きたくなる! ですので、あえてこのスペースを有効利用してみます。
用意したのはセリアのアイアンバー。お世話になっている方も多いのではないでしょうか?
今回使うのは、バーが横に3本あるタイプを2つ使います。ネジは8本必要です。
オーブンの真上に取り付けてみます。
バーを2本平行に取り付けて、天板が入る間隔を開け、バーの隙間に天板の持ち手を引っかけて収納しようと思います。
ここで必ず事前に確認しておきたいことがあります。
天板の両端が、アイアンバーに引っかかるかどうかはもちろんですが、アイアンバーの隙間に天板の奥行きが収まるかどうか。
これによって、セリアのアイアンバーが使えるかどうかと、実際に天板を取り出す時の隙間の調整が必要かどうかが決まります。
天板がアイアンバーにすっぽりと入るなら、天板が収まる最小のスペースで良いのですが、天板が入らない場合はアイアン同士を少し離すなどして、取り外す時に天板を傾けられるスペースを確保しなくてはなりません。
簡単10分!オーブンの天板(角皿)置き場を作る!【DIY編】
設置位置はしっかり寸法を測ると一番正確で良いのですが……、今回はだいたいの位置で取り付けました。
ここでお役立ちなのが養生テープ。いきなりネジを打つのは恐いので、養生テープを貼ったり剥がしたりしながらベストな位置を見定めます。
これなら何度でもやり直しが可能ですよ。
養生テープをつけたままネジを打ち始めても大丈夫です。ただし、ネジを完全に打ち込みきる前に外しましょう。
そうしないと、ネジ頭と板の間にテープのカスが残ってしまいます。
まずはアイアンバーを1つ貼り付けて、天板を置いて確認しながらスペースを確保。
その後にもう一つのアイアンバーを取り付けると失敗しにくいですよ。
これで完成です! ネジ打ちに慣れた人なら、10分ほどで出来ます。
それではさっそく天板を収納してみましょう。
どうでしょう? 遠目に見ても、スッキリ収納できたと思いませんか?
オーブンレンジの上にも、充分に放熱出来るだけのスペースが確保されています。
天板は重みもありますし、強度が少し心配ですが、かなりガッチリとつきました。
天板を置いた時のバランスをうまく設置できたなら、地震が起きても大丈夫そう。
取り外すときはこんな感じ。天板の片側をアイアンの隙間に潜り込ませます。
アイアンを壁際に寄せすぎてしまうと、天板が壁にぶつかるので注意が必要です。
いかがでしたか?キッチンラックが木製で、クギ打ちできそうなお宅なら、簡単にセリアのアイアンを取り付けできます。
天板のホコリが気になるならば、上段2つに天板を置くと、ホコリをかぶりにくくなりますよ。
天板置き場にお困りでしたら、ぜひお試しください。