「ごちそうさまでした」って、筆者のランチ紹介ではありません。今回はこの不要になったカップラーメンの容器を型にして、ホームセンターや100円ショップで簡単に手に入るセメントで「簡単プランター」を作ります。
すべての画像を見る(全14枚)材料はカップ麺とダイソーのセメントだけ!
簡単プランターに使う材料は以下になります。
材料
- ダイソーのセメント(ホームセンターなどでも購入可)
- 水(適量)
- セメントを作る容器とかき混ぜる棒
- プランターの型をとる「大きい容器」と「小さい容器」(カップ麺の容器が最適)
- 鉢底穴が必要なら穴用の容器(ペットボトルの蓋など)
- ガムテープ
どんなプランターにするかで、容器の大きさや形、セメントの量が変わります。
5つの工程で簡単にできるプランターの作り方
では、実際に作り方を工程順にご紹介いたします。
工程1
セメントプランターの型を取る「大きい容器」を準備します。
鉢底の穴が必要な場合は、ペットボトルの蓋などを大きな容器の底にガムテープで張り付けます。
こうすることで水が落ちる通り道が確保できるのです。
工程2
ここでセメントを準備します
今回はグレーのセメントを使いましたが、ダイソーには白いセメントも売られていますので、お好きな方をどうぞ。
セメントのパッケージによると、400ℊのセメントに対して、水は70g必要です。
水を加えたら、全体が湿るように棒で混ぜます。
水は70gとありましたが、ちょっと少ないように感じたので、筆者は少しとろみが出る程度まで水を足しました。
工程3
容器にセメントを流し込んでいきます。
後に完成したプランターを見ていただくとわかりますが、○いきつねで作るプランターの場合、ダイソー1袋がちょうどいい量でした。
工程4
今度は「小さな容器」を、セメントの上から押し付けるように沈めます。
このとき「大きな容器」と「小さな容器」の間にできた隙間が、セメントプランターの厚さになるので、薄くなりすぎないような「小さい容器」を選んでください。今回はご飯1杯分を冷凍保存できる密閉容器を使いました。(この密閉容器が底にくぼみがある容器だったので、ガムテープで塞いでいます。)
「大きい容器」の底に張り付けたペットボトルのふたと接するぐらいまで、しっかりと押し付けましょう。
小さい容器に水などをはって、重しにするとよいでしょう。
工程5
セメントが固まるまで置きます。
今回は速硬セメントを使いましたが、水を多く入れたこともあり、念のため固まるまで一晩置きました。
市販品にはない味わい!多肉植物の寄せ植えにピッタリのプランター
そして、一晩たちました。下の写真のようにガッチガチに固まっています。
プランターの厚みを薄くしすぎなければ、割れずに簡単に容器から取り外せます。
底につけたペットボトルの蓋も取り外します。ガムテープの跡がついてますが、そこはあまり気にせずに……。
完成です!
表面がとても滑らかに仕上がっています。
フチのザラつきも、あえてセメントらしい質感を残すため凹凸を付けました。
表面にもザラつきを出したいなら、水の量を減らすとよさそうです。
多肉植物を寄せ植えしてみました。
多肉の個性と、セメントの色合いや重厚感がマッチして、なかなかの出来栄えです。
まさかこの形は○いきつねの容器だとは、言わなきゃ絶対に分かりません。
いかがでしたか?
ちょっとの材料で、お手軽に個性あるセメントプランターが作れます。
これからの季節は、植物がますます元気になるシーズンです。
簡単に作れますので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょう。