TVや録画・音響機器、コードレス掃除機や携帯電話の充電コード、今や家庭にたくさんある電化製品は暮らしを豊かにしてくれますが、これに伴って増えるのが”電源コード”の数です。うまく電化製品をコンセントの近くに置けても、垂れさがったり、床を這う配線が気になる方も多いのではないでしょうか。
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100均などでコンセントの周りでまとめるオシャレで安いグッズも出てますが、垂れ下がったコードをなくすことはできません。
そこで今回はうっとおしい電源コードなどの配線を壁や床と一体化させて目立たなくするモールDIYをご紹介します。
1.電源コードは「モール」で這わせるのが最良!
最近ではスマホがコードレス充電対応のものがありますが、一般に電化製品に電源コードは不可欠です。
すべてコンセントの横に置ければオシャレなグッズで気にならなくすることもできますが、使う場所に設置せずに、すべての電化製品をコンセントの近くに置くなんて利便性が悪くなってしまいます。
コンセントから離れると、電化製品からコンセントまではどうしても線で繋がなければならないので、これは見栄えが悪いですよね。
これを解決するには「モール」が最良です。
壁のクロスや巾木(壁と床をつなぐ部材)の色に合わせてチョイスすれば、かなり目立たなくすることができます。
2.マステを使えば「壁紙」を傷つけない!
オススメのモールですが、一つだけ注意が必要です。
絶対に部屋の模様替えをしない!電化製品の配置を変えない!と決めている方はいいのですが、変更するかもしれない、または賃貸の場合は壁紙(クロス)を傷つけたくないですよね。
ホームセンターや家電量販店で販売しているモールは壁紙を傷つけないとうたっている商品もありますが、粘着性が高い分、跡が残らないとは言い切れません。
温度や湿度にもよりますが、接着剤が硬くなってしまえば壁紙もろとも剥がれてしまうこともあります。
そこでオススメは、「マスキングテープ」を貼り、その上にモールを這わせることです。
マスキングテープは比較的粘着性が弱く、貼って簡単にはがせるのでモールの接着に比べて壁紙ごと剥がしてしまう心配が格段に減ります。
3.マステの上にモールを這わせていけば最強!
電化製品を置く(または掛ける)場所からマスキングテープでコンセントまで引いたら、あとは必要な長さに切ったモールを張り合わせていきます。
モールは幅の長さ(何本コードを入れるかによって選びます)にもよりますが、千円台から販売されてますし、曲げる時はモールの”曲がり”も数百円で販売されており、色々な場面で重宝するマスキングテープも安価なのでお金もかからずオススメです。
気になっていた電源コードが簡単にすっきりして気にならなくなりますので、今まで電源コードが気になっていた方は、ぜひお試しくださいね!