バッグやストールなど、お出かけに使うアイテムをひとまとめにできる「ハンガーフック」。
デザイン性の高いものを選べば実用としてだけでなく、インテリアの一部としても楽しめます。
出かけるときに必要なものをフックにかけておけば、サッと手に取ることができるので身支度もラクラク!
殺風景になりがちな玄関インテリアにぴったりのアイテムです。
今回は、見せる収納で玄関をセンスアップしてくれるおしゃれな「ハンガーフック」を、100均アイテムでDIYしてみようと思います。
目次:
材料はこれだけ!100均アイテムがメイン工程1.木材をカットし、ハンガーフック本体をつくる工程2.つまみを使って「フック」を作る工程3:シャビーなダメージペイントを施し、吊り金具をつけるハンガーフックを使ってみよう!材料はこれだけ!100均アイテムがメイン
材料は以下になります。
- 引き出し用のつまみ
- 吊り金具
- 板材
- モールディング材
モールディング材はホームセンターで、残りの材料は100均一で揃えることができます。
以上の材料が揃ったら、さっそく作ってみましょう!
工程1.木材をカットし、ハンガーフック本体をつくる
板材&モールディング材を、作りたいハンガーフックの長さに合わせて糸ノコでカットします。
モールディング材とは、壁面の隅や家具調度の装飾に使う「見切り材」のことで、様々な形の装飾を施されたものがホームセンターに売っています。
好みのデザインのものを用意し、板材と同じ長さに2本分カットします。
板材の上下にモールディング材を接着します。
モールディング材を使うことによって、高級家具のようなデザイン性の高い作品を簡単に作ることができます。
これでハンガーフック本体部分が完成です。
工程2.つまみを使って「フック」を作る
ハンガーフック本体の中央にハンドドリルで穴を開け、その穴から左右等間隔に2箇所、同じように穴を開けます。
引き出し用のつまみに付属していたネジをドリルで開けた穴に通し、つまみをネジ止めします。
つまみがハンガーフック本体の表面に固定されるよう、ネジは本体裏側から通します。
全部で3つのつまみを固定すれば完成です。
工程3:シャビーなダメージペイントを施し、吊り金具をつける
ハンガーフック全面をブラウンのステイン塗料で下塗りします。
下塗りがしっかり乾いたら、アイボリーカラーの塗料を重ね塗りしていきます。
この時、下地のステインを塗りつぶしてしまわないようラフな感じに厚塗りすると、シャビーなイメージに仕上げることができます。
さらにより深いシャビー感を加えるため、水で薄めたステイン塗料をスポンジで押さえるようにして所々にポンポンと付着させます。
これにより、塗料が自然にはがれ落ち、日焼けしたような経年劣化の風合いを表現できます。
最後に、ハンガーフック裏面上部に吊り金具をネジ止めします。
ネジは接着したモールディング材だけでなく、ハンガーフック本体(=板材)にも掛かるようにしましょう。
壁に刺したネジやプッシュピンに吊り金具を引っかければ「ハンガーフック」の完成です!
ハンガーフックを使ってみよう!
出かけるときにサッと手に取りたい帽子は、玄関先にあるととっても便利。
学校から帰ってすぐに遊びに出てしまう子供達も、フックに帽子が掛けてあれば探す手間もなく、忘れることもありません。
バッグやストールといった外出時にしか使わないものも、収納すれば面倒ですが引っかけるだけなら気持ちがうんと楽になります。
ひと目で何がどこにあるのか分かるのもハンギング収納のメリットです。
実用性ではなくインテリア性を重視して、レースやスワッグを吊せばご覧の通り。
難しい玄関先のインテリアレイアウトも、おしゃれにアレンジすることができます。
いかがでしたか?調度品のような彫りの深いハンガーフックも、モールディング材を使うだけで誰でも簡単に作ることができます。
実用的でありながら、おしゃれな壁面のアクセントとして使える「ハンガーフック」を、ぜひ作ってみてくださいね