●親世代の片づけを、そっとあと押しするコツ

実家の片づけに成功したmocaさんとお母さん。この経験から、こんなアドバイスをくれました。

「まず家族のLINEグループをつくってみてください。私たちも1対1じゃなくて、家族だったから成功しました。兄弟姉妹を巻き込んでコミュニケーションを取るのがいいと思います」

さらに、親世代には“ものを無駄にしていない”という姿勢を見せることも効果的だそうです。

「使ってない鍋を寄付した、と私が報告すると、『寄付ってどうやるの?』って聞いてきてくれる。本をブックオフやメルカリに売ったらいくらになったよ、とか。母もそれでメルカリを始めました」

もし興味があったら、と、親が『私もやってみようかな』とスイッチが入るように導いてあげるといいのだとか。

「親にだけ片づけてもらおう、なんて虫のいい話はありません。まず自分ががんばる姿を見せる。『最近家にいる時間が長いから、片づけはじめたよ~』と、掃除でもいいので、ビフォーアフターの写真も送ってみてください。そのときに、ものの処分をしたらその理由もちゃんと報告する。もしかしたら親は『もったいない』と言ってくるかもしれないですが、そのときは既読スルー(笑)。淡々と連絡していると『すごいね』『キレイになったね』って言ってくれると思います。子どもががんばってると、親も私もがんばってみようと思うはず!」

みんなで片づけの仲間になって、親子一緒にがんばることが、なにより成功の秘訣。

「親の片づけに、アドバイスや手伝いは不要! まずは本人がやる気になったこと、がんばっていることを全肯定してあげてください。子育てと同じで、できたことをほめて、できないことは突っ込まない。そっと応援していれば、どんどん自分の力でできるようになっていきます。親子で片づけでぶつかってしまわないために、いきなり親の家を片づけに行くのではなく、まずはお片づけ仲間になってから、『今度行ったら手伝うね』と伝えてみてください」

◆mocaさんのインタビュー記事はこちらもチェック◆

おうち時間が長くても、ものが増えないコツ。捨てられる人の「視点」とは

コロナ禍でおうち時間が増え、家がもので溢れてしまった! というお悩みが増えているようです。『お片付…


【mocaさん】

整理収納アドバイザー。夫、長男、長女の4人家族。ハウスメーカー勤務の夫と間取り、動線、収納を考え抜き「誰でも片づけやすい家」を竣工。著書に『

お片付けノートで見えてくる! 大事なのは「捨てる理由」でした』(主婦の友社刊)『1日5分! お片付けノート』(扶桑社刊)がある