お部屋をきれいに整えてすてきな家具をそろえても、ケーブル類がゴチャゴチャと見えていたらインテリアの魅力半減です。
ここではライフオーガナイザーの下村志保美さんが、ゴチャつくケーブル類のまとめ方、隠し方を教えてくれました。

リビングにケーブルボックス
インテリアにとけこむカゴのケーブルボックス
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ゴチャつくケーブル類がすっきり!場所別・用途別の「隠し方」

スマートフォンにタブレット、ゲーム機にモバイルバッテリー、HDDレコーダーやWi‐Fiルーター…家には電源が必要な機器があふれています。
あちこちにコードがゴチャゴチャしてしまうと、見た目が美しくないだけでなく、掃除もしづらくてモヤモヤ。
今回はその対策についてお話します。

●動かさない機器のケーブルには「ケーブルボックス」

スキャナーの隣に白いケーブルボックス
白いケーブルボックスなら棚板になじんで目立たない

ワークスペースのキャビネットにスキャナーを置いています。黒いケーブルがゴチャゴチャしていたので、白いケーブルボックスにまとめました。

スキャナーの前にケーブルボックス

ケーブルボックスはこんな感じ。普段移動させることもないのでこれでOKです。

ケーブルボックスにモバイルバッテリー

またせっかくコンセントがある場所なので、ついでにここをモバイルバッテリーの充電の定位置にしています。

●リビングで充電する夫用。掃除の邪魔になるケーブルはカゴに入れる

リビング

夫はiPad、iPhone2台(仕事用、プライベート用)、AppleWatchなど5台のデバイスをリビングで充電します。

ソファを置いていたときはソファの陰にうまく隠れていたのですが、ソファがなくなったら隠しようがなく、いつもケーブルがだらんとなっていて気になっていました。

ケーブルボックスにケーブルとスマホ

そこでインテリアになじむバスケットをリビングにおいて、その中にケーブルをまとめました。ケーブルは断線しないよう束ねません。

充電しながらスマホやタブレットを見ることもあるので、いつもケーブルをきちんとしておくのはあきらめました。

しかしぐちゃっとなっているのは外からは見えないのでこれでOKとしています。

バスケットの持ち手にAppleWatchの充電器

AppleWatchの充電器はバスケットの持ち手に結束バンドで固定。

AppleWatchの充電器にAppleWatch

時計をポンと置くだけで充電ができます。

今まで夫用の充電ケーブルはいつもリビングの床にダラっと這っていて掃除の邪魔にもなるためイライラしていました。

この方法に変えてからは、多少ケーブルがバスケットからはみ出していても、気になったときにポイっとバスケットに放り込むだけなのでそのストレスもなくなりました。

●机の影に棚をつけて電源類をのっけ収納

私のワークスペースにもまた、iPhone、iPad、AppleWatch、ノートパソコン、コードレスヘアアイロンなどの充電ケーブルがたくさんあります。

以前は充電が終わったらこまめに束ねて、ということをやっていましたが面倒になり、出しっぱなしでもすっきり見せる方法がないか考えてみました。

すると机と壁の間に8センチ程度の隙間ができているのでうまくここに充電器が隠せないかと棚をつけてみました。

ウォールシェルフ

以前IKEAで買ったウォールシェルフ(現在は廃盤)がぴったりサイズでしたので、プチDIYで机に取りつけました。

上から見たコンセント部分

上から見るとこのようにゴチャゴチャしていますが、

デスクスペース

パッと見た感じはすっきりしています。

●ケーブル収納の見た目と使い勝手の両立

カゴに収納したケーブル類も、当初はケーブルボックスを使って整理していました。でも、スマホやタブレットを使いながら充電しようとすると、どうしてもケーブルがボックスの外に出てきてしまうのが悩みだったんです。

見た目をすっきり整えたいとは思うものの、充電は毎日どころか一日に数回使うこともありますので、使いやすさも重要です。

場所や用途別に、見た目と機能性を考えてケーブル収納をしてみてはいかがでしょうか。