●(3) 「納戸をつくらなかった」
今回家を建てるにあたって迷ったのは、大きい納戸やサービスルームをつくるかどうかです。
自分なりに納戸のメリット・デメリットを考えてみました。
【メリット】
・収納量が増える
・大きな物が入る
・テイストが合わない家具や雑貨を入れられる
【デメリット】
・たくさん入ると思うと安心して、物を増やしてしまう
・収納した物を忘れてしまう
・納戸の配置によっては、湿気でカビが生える可能性がある
以前マンションに住んでいたときには、奥行きのある納戸がありましたが、通路を確保するために手前のスペースに物は置けませんでした。面積の割に、収納量が少ないと感じました。
棚やラックを使って、納戸を使いやすくする工夫をしていましたが、それならば納戸ではなく収納庫でいいのではないかと思いました。
今まで物を減らしてきたこともありますし、大きな収納スペースは押し入れ1つで十分と考えて、結局納戸はつくらないことにしました。
じつは、当初の予定では、現在書斎スペースになっている場所を納戸にする案が設計士さんから出ていました。
すべての画像を見る(全9枚)この書斎スペースは私の仕事場でもあり、夫の大好きな漫画の本棚を収納する場所にもなっています。
使い勝手がよく、納戸にしなくてよかったと思っています。
アウトドアが好きな家庭などでは、大きな荷物が多いので納戸は必要になるでしょう。
しかし、あって当たり前と思わずに、自分に合った収納スペースを考えたいですね。
同じように、玄関収納も天井から床までの大きな収納を提案されました。
しかし、それほど靴はたくさんないので、真ん中にカウンターがあって物が飾れるスペースにしました。
好きなインテリアやお花を飾れるので、なごめるスペースになっています。
収納スペースが大きければ大きいほど、物は増えていきます。
せっかく小さい家を選んだのですから、物は少なく、スッキリと住みたいと思いました。