8月も終わりに近づいてきました。今年の夏は不安定な気候が続き、例年以上に疲れがたまっているという方も多そうです。元気に過ごすためには、きちんと食べることが肝心。夏バテ防止にはスタミナがつく食べ物をとる、というのがよく聞く話ですが、「まずは腸の調子を整えて」とアドバイスするのは管理栄養士の藤内薫さんです。

腸の調子を整えると、食べたものを効率よく使うことができ、免疫力がアップし、病気に負けにくい体をつくるそう。「ちょっと疲れ気味かな」という人にこそチェックしてほしいポイントを、藤内さんが教えてくれました。

夏バテかな?と思ったら、「腸活」を意識して

腸活
すべての画像を見る(全1枚) (1)冷たい食べもの、飲みものばかりを摂取していませんか?

冷たい食べものや飲みものばかり摂取すると、内臓が冷え、血行が悪くなります。元気な内臓をキープするために、まずは普段の飲みものを常温に変えてみましょう。

(2)野菜や海藻、キノコ料理を食べていますか?

食物繊維は腸の蠕動(ぜんどう)運動を促します。食物繊維が多いものを選んで食べることも大切ですが、それ以上に“量”に注目!野菜や海藻、キノコをいつもより多く食べることを心がけましょう。1食でたくさん食べるよりも、毎食とることを目標に。それができたら量を増やしていきます。

目安は1食あたり1、2皿分です。みそ汁やスープに入れる量を増やす、メインディッシュのつけ合わせの量を増やすなどすると、とりやすいかもしれませんね。ちなみに、果物は糖質が多く、野菜や海藻、キノコの代わりになりません。1日1回を目安にして、とり過ぎに注意しましょう。

(3)納豆、ヨーグルト、キムチなどの発酵食品はとっていますか?

体にいい発酵食品。1種類に偏らず“ほどほどにまんべんなく”とるのがおすすめです。栄養バランスが整いやすくなるので一石二鳥。とはいえとりすぎると摂取カロリーが増えてしまいますので、体重をチェックしながら、とる量を加減して行うと理想的です。

古くから、お腹を冷やさずに好き嫌いなく食べることが大切、と言われていますが、まさにそのとおりです。腸活が上手くいっているかどうかはお通じでチェック!するりと黄色っぽく茶色いお通じが気持ちよくあるのが理想的です。

あわせて体調の観察もおこなってみてください。食べたものや食べ方で身体は変わります。風邪をひきにくくなった、身体が温まりやすくなった、など体調の変化を実感すれば、健康的な食生活が身につくはずです。残りの夏も元気&笑顔で過ごせますように。